2006年12月8日金曜日

HELLO,VIFAM

アニメの主題歌というのは、毎週・毎回流れるわけだから、その良し悪しがアニメの中身にも影響してくると思うのです。

子供のころ、僕はそれほど主題歌には興味がなくて、むしろ無くてもいいのにとさえ思っていました。しかし、アニメ「銀河漂流バイファム」のオープニングエンディングの曲が大変気に入っちゃいまして、とにかく歌を聴くために見ていたようなものでした。

オープニング
♪HELLO,VIFAM
��作詞:ジャネット・辻野 作曲:David Mann 歌:TAO)
エンディング
♪Never Give Up
��作詞:ジャネット・辻野 作曲:David Mann 歌:TAO)

歌唱力に関しますと、あまり上手に歌っているとは言えないのですが、曲と歌詞が非常によかったのです。
オープニングの冒頭─、コックピットをイメージした音・ボレロのようなリズムでピアノがメロディーを刻みだす…─鳥肌が立ちます。正直、もうこれだけで十分なんです。後半、さびで「バぁーイファーム」と繰り返して部分などは、聴いてられないくらい痛々しいです。でも、この曲は出だしさえ聴くことができればよかったのです。

それに対しエンディングは─、寂しい曲調・不安定な歌声、さびで「ネバギバ」「ネバギバ」とずーっと繰り返しながら曲は終わっていく…─このなんともいえない不安定さで「ネバーギブアップ」と主張されると、そうだ!あきらめちゃいけないんだ!という気持ちにさせられてしまうのです。

アニメの方は─、僕も子供だったのですが、登場してくる子供たちにかなりイライラさせられた記憶が強いです。それと同時に、僕も漂流している子供たちの一員になりたいという願望も生まれていて、要するに僕はイライラしながら、まんまとアニメの中に参加させられていたのです。

そうはいっても、実際、何度もチャンネル変えようと思ったもので、それを思いとどまらせたのはエンディング音楽でした。
恐るべしアニソング





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