ウインダム・ヒルを代表するベーシスト、マイケル・マンリング。
たくさんのミュージシャンと共演しているベースの達人なのだが、ソロアルバムは意外と少ない。ベースとだから少ないのは当然かもしれないが、この人ぐらいメロディアスにベースを弾けるのであれば、もっとソロを出してもいいはずなのだが…。
そんな欲求を満たしてくれるのがアルバム「SOLILOQUY」。ベースだけで14曲弾いている。ベースだけのアルバムというのも珍しいものだ。
SOLILOQUY
1 Helios
2 Excuse Me, Mr. Manring
3 Solipsism
4 I Left America
5 Greetings, Earthlings
6 Makes Perfect Sense to Me
7 The Light Which Puts Out Our Eyes
8 A Morning Star
9 Selene
10 Dabuda's Memory
11 When We Were Asleep in the Earth
12 The Orffyreus Wheel
13 Insomnia Lessons
14 Come With Me, My Love
かなりトリッキーな演奏。もっとメロディー重視と思っていたのが、とにかくベースの可能性を探りに探りまくって、いろんな面白サウンドを堪能できる。
やり過ぎなんじゃないの?という印象も無きにしも非ずなのだが、せっかく一人だからとことん自由に弾いてやろうという意図が明確だ。
もしかしたら、ほかのアーティストと共演しているベース音のほうが美しく聴こえて、むしろそっちの方がいいと思うかもしれないが、そのメロディーの源がこのアルバムにはつまっているのです。
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