僕にとって最初のパット・メセニー(Pat Metheny)は、オーネット・コールマン(Ornette Coleman)と共演したアルバム「SONG X」でした。
1. Song X
2. Mob Job
3. Endangered Species
4. Video Games
5. Kathelin Gray
6. Trigonometry
7. Song X Duo
8. Long Time No See
1985年の発売当時、僕には全く理解不能なアルバムでした。それ以来、僕の中でパット・メセニーはしばらく封印されました。
その後、パット・メセニー・グループの初期のアルバムと出会い、パット・メセニーの魅力にどっぷりはまったのですが、やはりどうも「SONG X」だけは苦手でした。
2005年、ソングX:20周年記念アルバムが再発。6曲のニュートラックを含めた完全版です。
1.Police People
2.All of Us
3.The Good Life
4.Word from Bird
5.Compute
6.The Veil
7.Song X
8.Mob Job
9.Endangered Species
10.Video Games
11.Kathelin Gray
12.Trigonometry
13.Song X Duo
14.Long Time No See
苦手な「SONG X」…なかなか手を出せないでいましたが、最近ようやく聴いてみました。
前半6曲がニュートラック、その6曲がものすごく良くて、なぜ以前のアルバムには収められなかったのか大いに疑問に思いました。
パットのソロがあまりにもメロディアス過ぎるからでしょうか。少し既成音楽のイディオムに頼り過ぎかなとは思いますが─。
オーネット・コールマンはやはりすごいですよね。あんなに音楽的に開放されていながら、なんであんなに魅力的なメロディーを奏でられるのか不思議です。
正面から「SONG X」と立ち向かってみると─…やばい、かなり良いです。
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