2007年8月31日金曜日

ビッグ・ヒットを聴け!⑬

世界で最も売れているシングルは─

キャンドル・イン・ザ・ウインド 1997
 Candle in the Wind 1997

by エルトン・ジョン (Elton John)



ダイアナ元妃の葬儀でのこの演奏は、実に素晴らしく感動的です。発売して10年で、過去のどの音楽よりも売れてしまったことは非常に驚きですが、この映像を見るとそれも納得です。

♪キャンドル・イン・ザ・ウインド はもともと、1973年にマリリン・モンローを称えて作られた曲─

♪キャンドル・イン・ザ・ウインド (1973)


僕の記憶では1980年代の後半にも♪キャンドル・イン・ザ・ウインドがヒットしていた気がする。モーツァルトのようなかつらをかぶって演奏しているPVが、テレビで盛んに流れていたはず。それで初めてこの曲を知った─。

♪キャンドル・イン・ザ・ウインド (1986)



世界一売れている音楽は
時代を越えて
幾度も人々を魅了し続けている。



2007年8月30日木曜日

ビッグ・ヒットを聴け!⑫

史上最も成功した女性音楽アーティストとしてギネスブックに載っているのが

マドンナ

全世界で約4億枚のアルバム─
約7500万枚のシングルを売り上げているそうだ。

アメリカまたはイギリスのチャートで、No.1を記録したシングルをピックアップしてみた。’80年代のみならず、これまでコンスタントに人気を保っていたのだとあらためて納得─。

Like A Virgin (1984)
   ライク・ア・ヴァージン
☆. Into The Groove (1985)
   イントゥ・ザ・グルーブ
☆. Crazy For You (1985)
   クレイジー・フォー・ユー
☆. Live to tell (1986)
   リブ・トゥ・テル
☆. Papa Don't Preach (1986)
   パパ・ドント・プリーチ
☆. Open Your Heart (1986)
   オープン・ユア・ハート
☆. True Blue (1986)
   トゥルー・ブルー
☆. La Isla Bonita (1987)
   ラ・イスラ・ボニータ
☆. Who's That Girl (1987)
   フーズ・ザット・ガール
☆. Like A Prayer (1989)
   ライク・ア・プレーヤー
☆. Vogue (1990)
   ヴォーグ
☆. Justify My Love (1991)
   ジャスティファイ・マイ・ラブ
☆. This Used To Be My Playground (1992)
   ジス・ユース・トゥ・ビー・マイ・プレイグラウンド
☆. Take A Bow (1995)
   テイク・ア・ボウ
☆. Frozen (1999)
   フローズン
☆. Music (2000)
   ミュージック
☆. American Pie (2000)
   アメリカン・パイ
☆. Hung Up (2005)
   ハング・アップ
☆. Sorry (2006)
   ソーリー

2007年8月29日水曜日

ビッグ・ヒットを聴け!⑪

世界で最も売れている女性アーティストによるアルバムは─


画像シャナイア・トゥウェイン
Shania Twain

カム・オン・オーヴァー
Come on Over
1997

01. Man! I Feel Like a Woman!
   フィール・ライク・ア・ウーマン
02. I'm Holdin' on to Love (To Save My Life)
   ホールディング・オン・トゥ・ラヴ
03. Love Gets Me Every Time
   ラヴ・ゲッツ・ミー・エヴリ・タイム
04. Don't Be Stupid (You Know I Love You)
   ドント・ビー・スチューピッド
05. From This Moment On
   フロム・ディス・モーメント・オン
06. Come on Over
   カム・オン・オーヴァー
07. When
   ホエン
08. Whatever You Do! Don't!
   ホワットエヴァー・ユー・ドゥ!
09. If You Wanna Touch Her, Ask!
   イフ・ユー・ウォナ・タッチ・ハー
10. You're Still the One
   スティル・ザ・ワン
11. Honey, I'm Home
   ハニー、アイム・ホーム
12. That Don't Impress Me Much
   ドント・インプレス・ミー
13. Black Eyes, Blue Tears
   ブラック・アイズ、ブルー・ティアーズ
14. I Won't Leave You Lonely
   アイ・ウォント・リーヴ・ユー・ロンリー
15. Rock This Country!
   ロック・ディス・カントリー
16. You've Got a Way
   ユーヴ・ガット・ア・ウェイ

デビュー以来3作続けて1000万枚以上のセールスを記録している、超有名アーティスト。しかし、僕は今日この日まで、シャナイア・トゥウェインという人を知りませんでした。
カントリー畑のアーティストということですが、その響きはロック・ポップス系としたほうがいいのでは─。美しい容姿と美しい歌声、明るく親しみやすい楽曲と…、ヒットするのもうなずけます。

2007年8月28日火曜日

ビッグ・ヒットを聴け!⑩

アメリカで一番売れているビートルズのアルバムは「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」ではない。


画像ビートルズ
The Beatles
「ザ・ビートルズ(ホワイトアルバム)」
The Beatles (White Album)

1968

ディスク:1
01. バック・イン・ザ・U.S.S.R.
   Back In The USSR
02. ディア・プルーデンス
   Dear Prudence
03. グラス・オニオン
   Glass Onion
04. オブ・ラ・ディ,オブ・ラダ
   Ob-La-Di, Ob-La-Da
05. ワイルド・ハニー・パイ
   Wild Honey Pie
06. コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロウ・ビル
   The Continuing Story Of Bungalow Bill
07. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
   While My Guitar Gently Weeps
08. ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン
   Happiness Is A Warm Gun
09. マーサ・マイ・ディア
   Martha My Dear
10. アイム・ソー・タイアード
   I'm So Tired
11. ブラックバード
   Blackbird
12. ピッギーズ
   Piggies
13. ロッキー・ラックーン
   Rocky Raccoon
14. ドント・パス・ミー・バイ
   Don't Pass Me By
15. ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード
   Why Don't We Do It In The Road
16. アイ・ウィル
   I Will
17. ジュリア
   Julia

ディスク:2
01. バースデイ
   Birthday
02. ヤー・ブルース
   Yer Blues
03. マザー・ネイチャーズ・サン
   Mother Nature's Son
04. エヴリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー
   Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey
05. セクシー・セディ
   Sexy Sadie
06. ヘルター・スケルター
   Helter Skelter
07. ロング・ロング・ロング
   Long Long Long
08. レボリューション1
   Revolution 1
09. ハニー・パイ
   Honey Pie
10. サボイ・トラッフル
   Savoy Truffle
11. クライ・ベイビー・クライ
   Cry Baby Cry
12. レボリューション9
   Revolution 9
13. グッド・ナイト
   Good Night

イギリスでは、史上初のコンセプトアルバムといわれる「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハ-ツ・クラブ・バンド」が一番よく売れ、一方、アメリカではシングルの集合体といわれる“ホワイトアルバム”が一番よく売れているというのは、非常に対照的で面白い。

2007年8月27日月曜日

ビッグ・ヒットを聴け!⑨

ビートルズは世界で最も売れたバンドとしてギネスブックに載っている。出身地イギリスで最も売れたアルバムは、やはりこれだった。

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
画像 ザ・ビートルズ
 The Beatles
 1967

01. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
  サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
02. With A Little Help From My Friends
  ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
03. Lucy In The Sky With Diamonds
  ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ
04. Getting Better
  ゲッティング・ベター
05. Fixing A Hole
  フィクシング・ア・ホール
06. She's Leaving Home
  シーズ・リーヴィング・ホーム
07. Being For The Benefit Of Mr. Kite
  ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト
08. Within You Without You
  ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー
09. When I'm Sixty-Four
  ホエン・アイム・シックスティー・フォー
10. Lovely Rita
  ラヴリー・リタ
11. Good Morning Good Morning
  グッド・モーニング・グッド・モーニング
12. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (reprise)
  サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ)
13. A Day In The Life
  ア・デイ・イン・ザ・ライフ


このアルバムがあるからこそ、ビートルズは伝説となっている。

2007年8月26日日曜日

ビッグ・ヒットを聴け!⑧

世界で最も売れているサウンドトラックだそうです。


画像「サタデー・ナイト・フィーバー」
Saturday Night Fever

1977

01. ステイン・アライヴ/ビージーズ
   Stayin' Alive - The Bee Gees
02. 愛はきらめきの中に/ビージーズ
   How Deep Is Your Love - The Bee Gees
03. 恋のナイト・フィーバー/ビージーズ
   Night Fever - The Bee Gees
04. モア・ザン・ア・ウーマン/ビージーズ
   More Than a Woman - The Bee Gees
05. アイ・キャント・ハヴ・ユー/イヴォンヌ・エリマン
   If I Can't Have You - Yvonne Elliman
06. 運命’76/ウォルター・マーフィー
   Fifth of Beethoven - Walter Murphy
07. モア・ザン・ア・ウーマン/タヴァレス
   More Than a Woman - Tavares
08. マンハッタン・スカイライン/デヴィッド・シャイアー
   Manhattan Skyline - David Shire
09. カリプソ・ブレイクダウン/ラルフ・マクドナルド
   Calypso Breakdown - Ralph MacDonald
10. 禿山の一夜/デヴィッド・シャイアー
   Night on Disco Mountain - David Shire
11. 開けゴマ/クール&ザ・ギャング
   Open Sesame - Kool & the Gang
12. ジャイヴ・トーキン/ビージーズ
   Jive Talkin' - The Bee Gees
13. ユー・シュッド・ビー・ダンシング/ビージーズ
   You Should Be Dancing - The Bee Gees
14. ブギー・シューズ/K.C.アンド・サンシャイン・バンド
   Boogie Shoes - KC & the Sunshine Band
15. サルセイション/デヴィッド・シャイアー
   Salsation - David Shire
16. 噂の女ケイジー/M.F.S.B.
   K-Jee - MFSB
17. ディスコ・インフェルノ/トランプス
   Disco Inferno - The Trammps

ディスコブームとともによく売れたアルバムだとは思いますが、流行り廃れに関係なく売れ続けている所以は、やはり、ビージーズの素晴らしきハーモニーがあってこそなのでしょう。

2007年8月25日土曜日

ビッグ・ヒットを聴け!⑦

イギリスで最も売れたアルバムは─


画像クイーン
Queen

「グレイテスト・ヒット」
Greatest Hits


1. BOHEMIAN RHAPSODY (ボヘミアン・ラプソディ -)
2. ANOTHER ONE BITES THE DUST (地獄へ道づれ)
3. KILLER QUEEN (キラー・クイーン)
4. FAT BOTTOMED GIRLS (ファット・ボトムド・ガールズ)
5. BICYCLE RACE (バイシクル・レース)
6. YOU'RE MY BEST FRIEND (マイ・ベスト・フレンド)
7. DON'T STOP ME NOW (ドント・ストップ・ミー・ナウ)
8. SAVE ME (セイヴ・ミー - )
9. CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE (愛という名の欲望)
10. SOMEBODY TO LOVE (愛にすべてを)
11. NOW I'M HERE (ナウ・アイム・ヒア)
12. GOOD OLD-FASHIONED LOVER BOY (懐かしのラヴァー・ボーイ)
13. PLAY THE GAME (プレイ・ザ・ゲーム)
14. FLASH'S THEME (フラッシュのテーマ)
15. SEVEN SEAS OF RHYE (輝ける7つの海)
16. WE WILL ROCK YOU (ウィ・ウィル・ロック・ユー)
17. WE ARE THE CHAMPIONS (伝説のチャンピオン)

イギリスではビートルズよりも売れているバンド。
ボーカルのフレディー・マーキュリーは、残念ながら1991年にエイズのために死去し、一時バンドは自然消滅したが、現在はボーカルにポール・ロジャースを迎えて、ほかブライアン・メイ(:ギター)、ロジャー・テイラー(ドラム)、ジョン・ディーコン(ベース)というオリジナルメンバーのまま活動を続けている。
このベストを聴けばクイーンの根強い人気も理解できるかも─。

※訂正がございます─
2005年からスタートした「クイーン+ポール・ロジャース」には、ジョン・ディーコン(ベース)は参加していませんでした。(jukei さんの指摘により間違いが判明しました。jukei さん、ありがとうございます)

2007年8月24日金曜日

ビッグ・ヒットを聴け!⑥

ビルボード最長チャートイン・741週という記録を持つアルバム


画像ピンク・フロイド
Pink Floyd

「狂気」
The Dark Side Of The Moon
1973

1. Speak To Me (スピーク・トゥ・ミー)
2. Breathe (生命の息吹)
3. On The Run (走り回って)
4. TimeBreathe (Reprise) (タイム~ブリーズ - リプライズ)
5. The Great Gig In The Sky (虚空のスキャット)
6. Money (マネー)
7. Us And Them (アス・アンド・ゼム)
8. Any Colour You Like (望みの色を)
9. Brain Damage (狂人は心に)
10.Eclipse (狂気日食)

アルバム自体素晴らしいのはもちろんのこと、彼らのライブも素晴らしい。映像と音楽を見事に組み合わせたその演出は、全てのアーティストが影響受けたといっても過言ではないだろう。

2007年8月23日木曜日

ビッグ・ヒットを聴け!⑤

ものすごい売り上げを記録しているということは、もちろんヒットチャートで何週もナンバー1を獲得しているのだろうと思いきや、ビルボードで最高3位どまりながらこれまで全米だけで2000万枚近くも売り上げているアルバムがある。


画像ボストン
Boston

「幻想飛行」
Boston
1976

1. More Than A Feeling (宇宙の彼方へ)
2. Peace Of Mind (ピース・オブ・マインド)
3. Foreplay/Long Time (フォアプレイ/ロング・タイム)
4. Rock And Roll Band (ロックンロール・バンド)
5. Smokin' (スモーキン)
6. Hitch A Ride (ヒッチ・ア・ライド)
7. Something About You (サムシング・アバウト・ユー)
8. Let Me Take You Home Tonight
  (レット・ミー・テイク・ユー・ホーム・トゥナイト)

マサチューセッツ工科大学出身のギタリスト、トム・シュルツがその頭脳を存分に生かして自宅に一人で多重録音可能なスタジオを造り上げ、黙々と録音した結果、非常に分厚いサウンドによるアルバムが完成した。
ライブの音源を聴くよりも、オリジナルアルバムの音源を聴いたほうがボストンの魅力を知ることでしょう。

2007年8月22日水曜日

ビッグ・ヒットを聴け!④

このアルバムがこんなにも売れているのかと
正直、驚きを隠せません。


画像AC/DC
「バック・イン・ブラック」
Back in Black
1980


1. Hells Bells (地獄の鐘の音)
2. Shoot to Thrill (スリルに一撃)
3. What Do You Do for Money Honey (危険なハニー)
4. Given the Dog a Bone (ロックン・ロール・ハリケーン)
5. Let Me Put My Love into You (欲望の天使)
6. Back in Black (バック・イン・ブラック)
7. You Shook Me All Night Long (狂った夜)
8. Have a Drink on Me (死ぬまで飲もうぜ)
9. Shake a Leg (シェイク・ア・レグ)
10.Rock And Roll Ain't Noise Pollution (ノイズ・ポルーション)

某データによると、このアルバムは世界で2番目に売れているらしい。
AD/DC初代ボーカルのボン・スコットが急逝し、ブライアン・ジョンソンをボーカルに迎えての最初のアルバムがバンド史上最大のヒットを記録した。ボン・スコットへの弔いという明確なコンセプトと、バンド1人1人のボン・スコットへの思いが見事に融合し、その結果、爆発的な売り上げにつながったのであろうか。

2007年8月21日火曜日

ビッグ・ヒットを聴け!③

世界で最も売れているアルバム「スリラー」─。アメリカでは「スリラー」以上に売れているアルバムが存在します。


画像イーグルス
The Eagles

「グレイテスト・ヒッツ 1971-1976」
Their Greatest Hits 1971-1975
1976

1. Take It Easy (テイク・イット・イージー)
2. Witchy Woman (魔女のささやき)
3. Lyin' Eyes (いつわりの瞳)
4. Already Gone (過ぎた事)
5. Desperado (ならず者)
6. One of These Nights (呪われた夜)
7. Tequila Sunrise (テキーラ・サンライズ)
8. Take It to the Limit (テイク・イット・トゥ・ザ・リミット)
9. Peaceful Easy Feeling (ピースフル・イージー・フィーリング)
10. Best of My Love (我が至上の愛)

このベスト盤の後にリリースした「ホテル・カリフォルニア」が彼らの代名詞となりました。♪ホテル・カリフォルニア 以外ほとんど彼らを知らないという幸せな未開拓者には、ぜひとも聴いてもらいたいベスト・ヒットです。

2007年8月20日月曜日

ビッグ・ヒットを聴け!②

変態マイケルは、素晴らしいエンターテイナーだった…


画像マイケル・ジャクソン
Michael Jackson

「スリラー」
Thriller
1982


1. Wanna Be Startin' Somethin' (スタート・サムシング)
2. Baby Be Mine (ベイビー・ビー・マイン)
3. Girl Is Mine (ガール・イズ・マイン)
4. Thriller (スリラー)
5. Beat It (今夜はビート・イット)
6. Billie Jean (ビリー・ジーン)
7. Human Nature (ヒューマン・ネイチャー)
8. P.Y.T. (Pretty Young Thing) (P.Y.T.)
9. Lady in My Life (レディ・イン・マイ・ライフ)

全世界で1億万枚以上のセールスを記録し、ギネスブックに載っているそうです。MTV、プロモーションビデオを効果的に使い大ヒットしたよい例でしょう。

2007年8月19日日曜日

ビッグ・ヒットを聴け!①

売れに売れた音楽っていうものは、何度聴いてもいいもんです。
しかし、爆発的に売れるとあらゆる場所でそのメロディーを聴くようになり、意外とアルバム1枚しっかりと聴いていることは少ないのでは?また、売れに売れたから聴かなくてもいいなどと思ってしまったり…少なくとも、この僕がまさにその中の一人であり、そして、いい音楽を放ったらかしにしておくことが非常にもったいなく思い、売れたアルバムをどんどん掲載していこうかなぁー(そうすれば、楽かなー)と思ったわけです。

さて、第一弾は─

画像フリートウッド・マック
Fleetwood Mac

「噂」
Rumours
1997


1. Second Hand News (セカンド・ハンド・ニュース)
2. Dreams (ドリームス)
3. Never Going Back Again (もう帰らない)
4. Don't Stop (ドント・ストップ)
5. Go Your Own Way (オウン・ウェイ)
6. Songbird (ソングバード)
7. The Chain (ザ・チェイン)
8. You Make Loving Fun (ユー・メイク・ラヴィング・ファン)
9. I Don't Want To Know (アイ・ドント・ウォント・トゥ・ノウ )
10. Oh Daddy (オー・ダディ)
11. Gold Dust Woman (ゴールド・ダスト・ウーマン)

 Stevie Nicks – vocals
 Lindsey Buckingham – guitar, vocals
 John McVie – bass
 Christine McVie – keyboards, vocals
 Mick Fleetwood – drums, percussion


アコギ、ピアノ、ボーカル…ナチュラルサウンドが心を癒やしてしてくれるのですが、バッキンガムとニックス夫妻、マクビー夫妻、フリーウッド自身も─、メンバー全員が離婚した直後に作成されたアルバムで、そのメンバー内の複雑な心境を想いながらアルバムを聴くと、またさらにこのアルバムの良さが見えてくることでしょう。

全米で合計31週1位を記録して、現在までの累計で2000万枚前後の売り上げを記録しています。

2007年8月18日土曜日

旬の味

夏真っ盛り、夏バテしないようモリモリ食べてますか?
夏の旬の味はアイスクリームやビールと思っている方、ザリガニでも食べてもっと栄養をつけてみてはいかがでしょうか。
ザリガニは欧米ではとてもよく食べられているらしく、特に北欧では夏の風物詩となっているようです。その旬の味を食べてきたの紹介いたしましょう。

ザリガニを食べるぞ!と誘ってくれたのは、僕のハンドルネーム:シュリンパーを考えてくださった、勤め先の会社の社長でした。社長はものすごく食に詳しく、ザリガニ料理を出してくれるお店を見つけてきて、エビ好きの僕のためにごちそうしてくれたのです。

ごちそうさまでした。

ちなみに、ザリガニはザリガニ下目でエビの分類群なのだそうです。

さて、ザリガニを食べたお店ですが─
「北欧料理 リラ・ラーラナ」
という六本木にあるスウェーデン料理のお店。
そして、注文したザリガニがこれです↓↓↓
画像

��匹の大きさが伊勢エビの3分の1くらいの手のひらサイズ。殻が非常に堅くて、正直食べづらいのですけれど、カニのような味で大変おいしかったです。一皿2000円、夏限定の一品なのでお早めにどうぞ。

スウェーデン国歌ニッケルハルパでの演奏)


♪スウェーデン国歌(by インギー

2007年8月17日金曜日

いったい誰が地球を揺らしているのか─

新潟県中越沖地震から1ヵ月─
朝から千葉県で数回地震があったかと思うと
今度はペルーでマグニチュード7.9の巨大地震

どうか早く鎮まっておくれ

♪More / EARTHSHAKER


2007年8月16日木曜日

8月15日

終戦の日


靖国神社を参拝しようがしまいが

戦争のない日本を
戦争のない世界を

戦争のない世の中をつくり上げるよう努力してほしいものです。



映画「Requiem pour un massacre」より
♪グレツキ作曲「交響曲第3番(悲歌のシンフォニー)」
第2楽章 Lento e largo - Molto lento




2007年8月15日水曜日

今日も暑かったですね。
しかし、やはり田舎と比べて涼しいような…
どうもそれは、風が影響しているのではと思うのです。
最近、都内は結構風が吹いているように思います。
だから、暑くてもどことなくさわやかさを感じていました。
しかし、田舎では無風状態。
これだけでも、体感気温は相当違うはずです。

個人的に、風はあまり好きではありません。
自転車の向かい風─
ビルの吹き返し─
傘を裏っ返しにする風─
風台風─
竜巻─
北風─
それら全て嫌いです。
雨や日差しと比べて、風の恩恵をあまり実感できません。
大気を循環させる上でなくてはならないものなのでしょうけど…。

ある時、ある友人に
風はなぜ存在するのだろうという疑問を投げかけてみました。
そして返ってきた答えが
ポエジーのためにあるんじゃない?
というものでした。
なかなか素晴らしい答えじゃありませんか。
それ以来、風が少しだけ好きになりました。

ギラギラした日差しだけよりも
そこに風が吹いているほうが
より多くのポエジーが生まれるはずです。

♪Dust in the Wind / Kansas


♪Blowin' in the Wind / Neil Young and Crazy Horse


♪Blowin' In The Wind / Bob Dylan & Joan Baez


♪Wind Cries Mary / Jimi Hendrix


♪Against the Wind / Bob Seger

2007年8月14日火曜日

Offramp

東北の田舎から、夕方帰京しました。
東京の方が涼しい…

往復12時間の旅はiPodのランダム再生で乗り切り、残すところ都バスでの15分のみとなりました。
都バスの車内は、車両によって、様々なレイアウトになっています。どんなレイアウトでも乗り心地は良くないなぁ、と常々思っています。特に向き合って座らなければならない座席は最低なのです、が、その最低の座席で旅のフィニッシュとなったのです。

ちょうど我がiPodからは、パット・メセニー・グループのアルバム「アメリカン・ガレージ」より♪Airstreamが聴こえてきました。

向かいの席に誰も座らなければいいなぁ、などとわがままな思いでいると天罰が下るもので、少し背の高くて足も長そうな男性が目の前に座りました。僕も身長は決して低くない方なので、お互い窮屈な思いを…。
その男性、常にキョロキョロしながら髪の毛を触っていて、縁なし眼鏡をかけている─、そしてジーンズ姿に黒のTシャツ・黒のナイキのスニーカー…、そのTシャツには『PAT METHENY GROUP ECM OFFRAMP』と書かれていて、OFFRAMPのジャケットがデカデカと胸にプリントされています。僕は、♪Airstreamを聴きながらそれをジーッと見つめていました。

画像



─縁なしの分厚い眼鏡の男性は、常にキョロキョロしながら髪の毛を触っています。こういう人がパット・メセニーを好むのか、好きそうだなぁ─
我がiPodはノラ・ジョーンズの♪Cold Cold Heartに切り替わりました。しばらくそれを聴いていましたが、こんなの聴いている場合ではないと、アーティスト選択「PAT METHENY GROUP」→アルバム選択「OFFRAMP」と進み、フルボリュームに─。
男性は、相変わらず、キョロキョロ&髪の毛イジイジ…行動に変化なし。僕のイヤホンから確実に音もれしているはずなんだけどなぁ…。まぁ1曲目の♪Barcaroleは前奏曲みたいなものだから─、2曲目の♪Are You Going with Me?はライブでもよく演奏されるし、この曲を好きなメセニーマニアも多いはず─、そして案の定、男性の動きと目線が明らかに変化しました。常に髪の毛を触っていた手が、ギターもしくはベースを触るような仕草でリズムを刻みだし、キョロキョロしている目線の軌道が僕の方に向くようになりました。そうだろう、この曲好きだろう、などと思いつつ、込み上げるお笑いを抑えつつ、バスは終点に到着しました。そして二人のメセニーファンは何事もなかったかのように家路を急ぎました。ふと振り返ると、こちらを振り返るメセニーファンが遠くにいました。

面白い出来事でしたけど、ちょっと趣味悪かったかな…

メセニーを聴きながら無事帰宅です。

♪Are You Going with Me? / Pat Metheny Group

2007年8月13日月曜日

なぜ暑いのか…

夏だから暑いの当たり前
だから何度も暑い暑い言うなとしかられそうですが

暑いんです

せっかく、東北の田舎に帰省しているのだから、避暑も兼ねることができると期待していたのが、信じられないことに、きょうは都心よりもこちらの方が気温が高いのです。
ちょっと、この地図をダブルクリックして紫色のポイントを確認してくださいよ、東北地方、紫色が多いんです、そしてその只中に僕はいるんです。

↓↓↓↓↓(気象庁からお借りしました。)↓↓↓↓↓


画像


♪Heat (Live) / Apocalyptica

2007年8月12日日曜日

帰省ラッシュ

お盆の帰省ラッシュ、今日がピークだったようです。
そして僕もその中にもまれながら帰郷しました。

東京駅の人の多さと暑さはひどいものでした。
人も気温も、東北の実家に着くころにはかなり収まるだろうと思っていたのですが
東京から向かう方向は皆同じであるわけで、人は少し減っただけ
その上、盛岡駅に着いた時の体感気温は、明らかに東京よりも高いのにはかなりのダメージを受けました。盛岡駅からまだ2時間半バスに乗るという試練があるのに…

バス会社は帰省ラッシュに備えてバスを増台していたので、バスの中は比較的空いていました。しかし、なぜかバスの中が暑いのです。クーラーは利いているようですけど、少し生暖かい風がそよそよと上から降り掛かってくるだけで、よけいに汗がだらだらと…。しばらくすると、不思議なことにその空気も涼しく感じてきて、結構ちょうどいい温度だったのでした。都バスのクーラーは寒過ぎる。

徐々に緑が増えてきて、次第に緑しかない風景が広がってくると、帰ってきたのだという実感がわいてくるのです。田舎の緑はこれほどまでに濃かったのかと、燃え上がる緑に改めて驚かされるのです。絵の具でこの緑を作るのは難しかったなぁ。

オレンジ色の光が濃い緑をますます深いものにして、徐々に光が消えていき、周りが黒で包まれるころにちょうど自宅に着きました。

都会と違って周りの風景の移ろいは非常にゆったりしていて、依然見た風景とほとんど変わっていないのだが、果たして、その中はどうだろう。確実に色々変わっているはずです。中もなるべく変わらないでほしいのですけど…。

Country raods / John Denver


家路 / Jorge Caballero

2007年8月11日土曜日

ギターソロ ベスト20

イギリスの「Q」という音楽雑誌が、ギター・ソロ・ベスト20というものを発表したらしい。

The 20 Greatest Guitar Solos
��20曲全ての動画を見ることができます)



01. Pink Floyd / "Comfortably Numb"
02. Queen / "Killer Queen"
03. Led Zeppelin / "Stairway To Heaven"
03. The Jimi Hendrix Experience / "Purple Haze"
04. Stone Roses / "Love Spreads"
05. Michael Jackson / "Beat It"
06. Guns N' Roses / "Sweet Child O' Mine"
07. The Beatles / "While My Guitar Gently Weeps"
08. Steely Dan / "Reelin In The Years"
09. MUSE / "Knights Of Cydonia"
10. Fleetwood Mac / "Go Your Own Way"
11. Television / "Marquee Moon"
12. Rage Against The Machine / "Bullet In The Head"
13. Prince / "Purple Rain"
14. Neil Young & Crazy Horse / "Like A Hurricane"
15. AC/DC / "Let There Be Rock"
16. The Byrds / "Eight Miles High"
17. The Smiths / "Some Girls Are Bigger Than Others"
18. David Bowie / "Moonage Daydream"
19. Radiohead / "The Bends"
20. The White Stripes / "Ball And Biscuit"


ギターソロの前にまずは音楽そのものが重要、というスタンスで作られたと思われるこのランキングは、有名な音楽が並んでいるとはいえ、めったに見ることができない並びなので、なかなか面白い。
確かに、♪コンフォタブリー・ナムとか♪パープル・レインとか、泣かせるあのギターソロはいいし、ビートルズやバーズ、ニール・ヤングなど大御所の音楽をギターソロという視点で聴いてみるのもまたいい─。そういえば、♪ビート・イットのギターはエディー・バンヘイレンだったと再確認できたし、相当楽しめた。
それにしても、イギリス誌だというのにエリック・クラプトンを入れなかったのはなぜだろう?まさかジョージ・ハリスンびいきだから?というのは詮索しすぎというもの…。編集者がクラプトンは好みでなかったのかもね。

Comfortably Numb


Pink Floyd (Live8)


Pink Floyd (1980 Live)

2007年8月10日金曜日

ツクツクボウシの声

夏が始まったばかりなので、晩夏から初秋に鳴き出すツクツクボウシの声はまだ聴こえません。いまはミンミンゼミやアブラゼミが鳴いている時期でしょう。
ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクホウシなど、セミの名前はその鳴き声で決まっているようです。
ツクツクボウシとよくも名付けたものだなぁと、感心してしまいます。その鳴き声を、“ツクツクボウシ”とはなかなか擬音語化できないものです。
ツクツクボウシは、ジー…と鳴き始め、ツクツクボーシ…を繰り返し、最後に締めのフレーズを2、3回鳴いて、ジー…と鳴きやみます。締めのフレーズ、僕には“アディオス”と聴こえてなりません。子供のころから、絶対アディオスって言っているよ、などと思っています。ツクツクボウシは南米からやってきた虫なのではと、突飛な想像までしていたほどです。

何度聴いても─ ツクツクボウシの声 ─“アディオス”だなぁ…


♪Adios Nonino / Astor Piazzolla Quinteto

2007年8月8日水曜日

甲子園

第89回 全国高校野球選手権大会 開幕


テーマ曲「栄冠は君に輝く」とともに大会が開幕した。選抜大会のように、毎年行進曲を変えればいいのにと思うのだが、♪栄冠は君に輝く のエピソードを知ると、この曲が使われ続けることもうなづける。

甲子園が完成した1924年(大正13年)の夏から全国中等学校優勝野球大会が始まるのだが、それが現・全国高校野球選手権大会の第1回にあたる。その時の入場行進曲は「星条旗よ永遠なれ」「双頭の鷲の旗の下に」などのメドレーだったようで、野球発祥の地アメリカに敬意を払っていたようだ。

ところで甲子園の名前の由来とは─
��924年は十干では十二支では、すなわち十干十二支でいうと甲子にあたることから、阪神電車甲子園大運動場と命名された。
─というものらしいが、これは常識なのだろうか…(僕は全く無知でした)。

そして海の向こうでは─

バリー・ボンズが今まさに、756号を打った。ハンク・アーロンの755本のホームランを超える、メジャー新記録だ。
激しいボールの争奪戦、5回裏の試合途中だというのにボンズのインタビューがあり、球場ボンズ一色。もはや試合にならない状態だ。
こうなれば、王 貞治の868本を超えてほしい。日本人としては複雑な気持ちではあるが、歴史的瞬間を目撃したい気持ちのほうが強い。

♪2007 栄冠は君に輝く / サーカス

セミの声

深夜、コンビニへ行こうと近くにある公園を横切ったところ、セミがものすごく鳴いていた。今でこそセミがこれほど鳴いていれば、25℃以上の熱帯夜だと判断できるのだが、昔はこれほどまでに深夜にセミが鳴いていたかどうか─。

「クマゼミは午前中、アブラゼミやツクツクボウシは午後、ヒグラシは朝夕、ニイニイゼミは1日中などとなる。夏に多いとはいえ真昼の暑い時間帯に鳴くセミは少なく、比較的涼しい朝夕の方が多くの種類の鳴き声が聞かれる─」(Wkipediaより)

深夜のセミの声は、あらゆる種類が入り交じっていた。

セミは夜は休んでいるものらしい。深夜鳴くのは、気温が高いと日中だと勘違いして鳴いているらしい。

やっぱり、昔は深夜にセミがたくさん鳴いていることはなかったと思う。
地球の気候が変わったのか─
東京の環境が変わったからなのか─
それとも
セミの生態系が変わったからなのだろうか。

夜がそんなに暑いからって、何もそんなに鳴かなくても…眠れぬ夜

Cicada - The things you say (Dirty South Rework)

2007年8月7日火曜日

ウード

テレビを見ていたら
ウードというアラビアの楽器が紹介されていた。

楽器と演奏者
何か見覚えがあると思ったら
僕が10年以上前にあるライブで出演していた人でした。


John Zorn's COBRA 東京作戦 1997


民族楽器の旅/ウード(チュニジア)

ウード奏者・常味裕司


2007年8月6日月曜日

熱い夏

メジャーリーグでは─
バリー・ボンズ755号
アレックス・ロドリゲス500号(史上最年少)
あとは松井の米通算100号を待つだけ

レッドソックスvsマリナーズ
松坂13勝目、イチロー5の0

アメリカンリーグ、し烈な首位争い・ワイルドカード争い

プロ野球も─
セ・パともにし烈な上位争い
そして高校野球


熱い野球の季節に突入しているみたいです。


ヤンキース・松井秀喜がメジャーリーグで7月月間MVPに輝いていました。7月、13本ものホームランを打ち、当たりに当たっていた松井、夏男と呼ばれる彼は何ゆえに夏に強いのか─、それは甲子園という存在が大きいのは明らかでしょう。
��月は夏の甲子園の地方予選が盛んな時期で、高校球児は大会に向けて調整してくる。松井も1年生から地方予選で打ちまくって勝ち抜いていたわけだから、その高校時代の経験が体に染み付いているはず。甲子園で活躍したプロの選手は、夏に活躍する人が多いのではないだろうか。

多くの汗と涙、そしてときに血を流したであろう彼らに感謝。



2007年8月5日日曜日

38

今日の都内はものすごく暑かったようです。初の猛暑日
昼ごろ歩いていると、古い一軒家に大きな温度計がひっそりと置かれていて、思わずちょっとのぞいたら38℃でした。ついにスペシャルな暑さが来たようです。

38 Special




♪ Hold on loosely





♪ Fortunate Son



CCR



♪ Freebird / Lynyrd Skynyrd


2007年8月4日土曜日

田舎

��月に入ると、田舎へ帰らなければなぁ…という思いが沸き起こってくる。そういう思いになるとはいえ、必ずしも毎年帰っているわけではない。片道5、6時間かかってしまうその面倒くささに、ついつい帰るのをためらってしまう。まぁ、親不孝もんです…
親は、毎年盆と暮れに、帰るのか?と聞いてきます。今年もやはりそうだったので、早い時期から帰る時期を指定しておいて、それにむけて休みなどを調整しました。いつもそうすればいいんですがねぇ…

先日、全国の路線価が発表されていて、大都市の土地の価格が非常に上昇していました。それにともない、都内のマンションの価格も非常に高くなっているらしく、港区ではほぼ去年の2倍、広尾では去年の5.7倍という物件もあるそうです。全く縁のない話ですけど…
しかし、土地や物件の価格が上昇してくると家賃にまで響いてくるので、少しやっかいな問題です。税金がすでに上がっていて、さらに家賃となると正直苦しい…
だいいち、田舎の路線価などは全く下げ止まりません。田舎へ帰ると、シャッターが閉まってさび付いているお店が数多く見られます。大都市のような利潤追求は、地方にとってもはや害となることのほうが大きいような気がします。株価や路線価といったものに左右されないコミュニティーを─と思うのですが、それは田舎に住んでいない田舎者の意見でしかありませんね…
地方の活性化というものを経済的な要因で考え過ぎてはいけないと思うのですが、貨幣経済が続く限りそれは無理な話なんでしょうか…


ベートーヴェン交響曲第6番ヘ長調作品68『田園』(指揮:カラヤン)
Karajan - Beethoven Symphony No. 6 In F Major 'Pastoral'

2007年8月3日金曜日

大物が逝く

昨日、作詞家・阿久 悠さんが亡くなりました。日本の歌謡界の巨匠なので、大きなニュースになっていました。
その前日、前々日と映画界の巨匠が亡くなったニュースが報じられましたが、日本のメディアではなかなか大きく扱ってくれません。

スウェーデンの映画監督、イングマル・ベルイマンが死去、享年89
イタリアの映画監督、ミケランジェロ・アントニオーニが死去、享年90

昔の名画としてベルイマンアントニオーニ、両監督の作品がよく取り上げられたりするので、まさか今年まで存命だったとは…、正直、死去した驚きよりも生きていたことのほうが驚きです。

とは言いつつも
数ある両監督の作品の中で鑑賞しているものはごく一部─

ベルイマン監督の映画では─
野いちご」「処女の泉」「第七の封印
以上の映画を見た記憶があります。眉間にしわを寄せて、終始考えながら見ていたと思います。「第七の封印」は理解不能でした。まぁ、理解しようとして見る映画ではないとは思いますけど─。



アントニオーニ監督の映画では─
欲望」「さすらいの二人」「砂丘
以上の映画を見た記憶があります。明確なストーリーがあるため比較的、楽に見ることができたと思います。「砂丘」だけは意味不明というか芸術的というか…

映画「砂丘」より 

「砂丘」のサウンドトラックはなかなか面白いです。
ミケランジェロ・アントニオーニは単にこれらの音楽を映画に使いたかっただけなのではなかろうか、と変な想像をしてしまうくらい濃いものです。

画像砂丘
Zabriskie Point (Rhino)
Original Soundtrack


個人的には映画「さすらいの二人」が非常に気に入っています。
ジャック・ニコルソンの名演
ガウディーの建物
スパニッシュギター
��つの要素がみごとに絡み合い、素晴らしい映像美となっています。
また、ゆったりとしたパン・ワークも見所です。

画像さすらいの二人
1974年 アメリカ


出演
ジャック・ニコルソン
マリア・シュナイダー




��人の巨匠に感謝と冥福を─

2007年8月2日木曜日

夏が来たようです

関東の梅雨明けが発表されました。
─平年に比べ12日、昨年に比べ2日遅く、梅雨明けが8月にずれこむのは、統計が残る1951年以降で4回目─
なのだそうです。

梅雨とともに赤城農水相も消え
これからは野菜もよく育っていくのではないでしょうか。
もう遅い?


Summertime / Ella Fitzgerald


Summertime / Janis Joplin

2007年8月1日水曜日

眠い…

かなり寝たはずなのに、まだ眠り足りない。
帰ってきてテレビを見ているうちに、いつの間にかzzz…
眠いときは時間のある限り眠ってもいいじゃない
眠気が覚めて、また自分自身を取り戻すまで
ゆっくり眠ってもzzz…

♪夢を見るだけ / Everly Brothers