2011年10月26日水曜日

Frisell plays Lennon

All We Are Saying

Bill Frisell(g), Jenny Scheinman(violin), Tony Scherr(b), Greg Leisz(g), Kenny Wollesen(ds)
Savoy Jazz 2011/9/27


1. Across the Universe
2. Revolution
3. Nowhere Man
4. Imagine
5. Please Please Me
6. You've Got to Hide Your Love Away
7. Hold On
8. In My Life
9. Come Together
10. Julia
11. Woman
12. # 9 Dream
13. Love
14. Beautiful Boy
15. Mother
16. Give Peace a Chance




ジョン・レノンとビル・フリゼールをシンクロさせるドローイングを見た瞬間に聴かずにはいられない衝動にかられる。あくまで原曲に忠実な再構成、しかしながら、原曲にとらわれすぎることなく、バイオリンを含めたクインテットの魅力を存分に堪能。SIGN OF LIFEでも素晴らしいハーモニーを響かせていた、Jenny Scheinmanとビル・フリゼールによるバイオリンとギターの何とも絶妙なコラボレーションが非常に心地よい。バイオリンとギターのみで演奏される13.LOVEなどはその最たるもの。そこから14.Beautiful Boyへとつながっていくその流れ─感動です。

よく練られているひとつひとつを聴けば聴くほどはまっていく─


2011年10月20日木曜日

evening song (esti dal) 夕ぐれの祈り

きょうは寒かった─

 

タカ・イシイ・ギャラリーのHPに『Daido Moriyama "Photobook ACCIDENT installation" 森山 大道 写真集「ACCIDENT」 インスタレーション展』という記載を目撃。タカ・イシイ・ギャラリーへのアクセスを調べると、近くのバス停から一本で行ける。ということで早速出掛けてみた。

 

それにしても、ホント、寒かった。

 

清澄庭園を通り抜けてゆくその道程とともに、大きなる期待。

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この木は何という木だったか・・・

ウォークマンから聴こえてくるのはコダーイのevening song

寒さゆえ敬虔な気持ちで庭園・公園を通り抜ける。

 

マップを見るとギャラリーは倉庫の5階ということ。確かに倉庫がある。しかし、なかなか入り口を見つけることができず、周辺をぐるりと一周、どうやらここだと思う場所は、裏口っぽくて、入っていくにはなかなか勇気がいるような所。奥まった所に看板を発見して、ようやく場所を確信─

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どうやって5階へ行くのか?

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貨物用のエレベーターで5階へと誘導される。ようやく到着したその場所には、森山大道の写真などなくて、見知らぬ写真がプロジェクター淡々と映し出されているだけ。完全に違う・・・

どうやら森山大道はタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム(六本木)での展示だったらしい。清澄白川から六本木はすぐ。行くべきか否か─

その前に、150円で清澄庭園を散策

 

寒い!

evening song を聴きながら敬虔に歩く─

 

清澄公園

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清澄庭園150円也

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飼いならされた鯉と亀の強欲さには驚きつつも、なぜか愛らしく感じてしまう。ただ、数匹単位で餌を求めてくるのはまだいいとしても、十数匹ともなってくるとさすがに恐怖だ。

 

寒さで何度も公衆トイレに駆け込んだので、早く散策を切り上げ、暖ある電車に乗り込み六本木へと向かう。

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半ば新作写真集販売目的の非常に小さな展示ではあったけれども、写真のインパクトは物凄いもの。これを誰かに丁寧にセールスされたら、もしかしたら購入したかもしれない(べらぼうに値が張るものでなければの話だが─)。しかし、決してブルジョワには見られることはなかったであろう自分は、全くの野放し。庶民はこれを肥やしに街を撮りまくるしかないのかな。

ギャラリーの近くには○○ブックセンターが必然的に存在し、自分もみごとに呑み込まれる。そして、安価な写真集やら文庫・新書などを購入。してやられたわけだが、何かこちらも多少得した気分になる。なかなか上手くできているものだ。


2011年10月19日水曜日

On the turning away

当時流れていたPVがあまりにかっこよくて、人生の教訓的に何度も何度も聴き続けているのだが、いまだに顔を背けているような自分が存在する。

"On The Turning Away"
On the turning away
From the pale and downtrodden
And the words they say
Which we won't understand
"Don't accept that what's happening
Is just a case of others' suffering
Or you'll find that you're joining in
The turning away"
It's a sin that somehow
Light is changing to shadow
And casting it's shroud
Over all we have known
Unaware how the ranks have grown
Driven on by a heart of stone
We could find that we're all alone
In the dream of the proud
On the wings of the night
As the daytime is stirring
Where the speechless unite
In a silent accord
Using words you will find are strange
And mesmerised as they light the flame
Feel the new wind of change
On the wings of the night
No more turning away
From the weak and the weary
No more turning away
From the coldness inside
Just a world that we all must share
It's not enough just to stand and stare
Is it only a dream that there'll be
No more turning away?

 


顔を背けて
見えぬフリをしてる
虐げられた人々を
この痛みの理由を
今こそ見つけるんだ
それとも見えぬフリして
生きていくのか?

影が生まれて
光を隠し
僕らを見えなくさせてく
荒れてゆく世の中に
気づかないまま生きる
誇りなくしたままに
孤独の中で

夜の翼で
声を伝えよう
沈黙の人をつないで
聴きなれない言葉に
君の心は動き
変革の風を知る
夜の翼で

顔を背けず
現実を見つめよう
凍えた心解き放ち
この地球を分け合い
みんな生きているんだ
夢に過ぎないのか
みんなが気づくって・・・

和訳:プログレッシブロックを日本語で歌う会事務局より


2011年10月15日土曜日

WALKMAN NW-A867

某大手家電量販店で新ウォークマンをネット予約、発売日当日に自宅に届くということ。ということで、公式発売日から一日早く発売されたその日にNW-A867が手元に届いた。新品をネットで注文しておくのも悪くはない、いや非常にいいかも。

届いて早速データの転送を開始するものの、すべて移し終わるまで丸一日を要してしまう。しかも途中エラーの連続。まぁ、130ギガ分を強引に64ギガの箱に詰め込もうとするわけだから、無理が出るのは仕方ないかな。

さて、無理にでも納めてしまえば、あとはS-MASTER MXがなんとかしてくれる。

期待通りの音質にかなり満足。前モデルよりも音が非常にクリアに聴こえる、気がする。実際、音楽設定に特段の変化はないのだが─。

Bluetooth搭載ということで、Sシリーズには標準で付随されるノイズキャンセリング機能搭載Bluetoothヘッドホンも購入してみる。なかなかイカしたデザインだし、線がないほうが使い勝手もいいだろうに、何故Aシリーズには付かなかったのかと、多少の不満があった。実際にBluetoothを利用して音を聴いてみる。不思議と音がこもって聴こえる。なるほど、上位機種はあくまで音を追求したのだと納得。

ウオークしながらウォークマンを聴くという、ごくごく自然な行為こそが最高。ということで、ウォークマンを聴くことが目的の彷徨へ─。こういうときには、Xアプリが勝手に作ってくれる『おまかせチャンネル』なるものが有り難く思える。ちょうど昼時の散策ということで、「昼におすすめ」チャンネルを選択─

Jasper/木村カエラ

Method To Your Madness/Metal Church

想像だにしていなかった選曲。こんなの入れていたのも忘れていた。J-POP、メタル、ジャズ、クラシック、ロック・・・目まぐるしく移り変わるその音楽ひとつひとつが愛おしい。

散歩の帰り、近くのスーパーでウォークマンを目にする。それは2004年発売のもの。決して中古販売などではなくて、普通に一般商品として展示されている。旧モデルを堂々と売っているその真意は測りかねるが、ソフト同様ハードも大事にしなければとなと思う。しかしながら─、12月に発売されるZシリーズに思いを馳せずにはいられないどうしようもない性。 icon

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それより、だれかー、この子らをなんとかしてー(>_<)