2006年12月5日火曜日

ジョン・コルトレーン John Coltrane

さあ、何から書いたらいいものやら…。

僕がコルトレーンを、しっかりと意識して聴いたのは「A Love Supreme(至上の愛)」です。ジャズにそれほど興味がなかったのですが、曲目リストを見たら─
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 1. パート1:承認
 2. パート2:決意
 3. パート3:追求~パート4:賛美

と書かれている、レビューを見ると“宗教的”、“精神”、“宇宙”…という文字が躍っている、ただならぬ雰囲気を感じて、思わず聴いてしまったのです。

すげぇ」としか言いようがありませんでした。メロディーやフレーズを全く捉えることはできませんでしたが、うっすらと、承認決意追求賛美のイメージが浮かんでくるかのようでした。
すげぇ」のだけれども、捉えどころがないつらさというのは結構苦しいものです。しかも曲調全てが重い…、長い…。

もっと聴きやすさを求めるのなら♪Afro Blue♪My Favourite Things♪Impressionsあたりがいいのかもしれません。しっかりとしたメロディーあり、途中キレキレのインプロあり─、比較的楽に至上の愛的コルトレーンを楽しめます。「すげぇ」度は劣りますが、十分すげぇって…。それと、「A Love Supreme」に至った境地もよく見えてくるかもしれません。

♪Impressionsに関していうと、ウエス・モンゴメリーパット・マルチノというギターテクニシャンも最高の録音を残しているので、比較して楽しめると同時に、素晴らしい曲をありがとうコルトレーンという気持ちになることでしょう。

僕は最後に「Ballads」系のコルトレーンを聴きました。♪Say It(Over&Over Again)を聴き、さらにジョン・コルトレーンのすごさを痛感し、涙しました。

コルトレーンは幸せだったのかなぁ…


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