2006年12月13日水曜日

COMME des GARCONS SEIGEN ONO

友人の結婚式で「COME des GARCONS SEIGEN ONO」に収められている♪Pastorinhas-Bandera Branca-Mascara Negraという曲を演奏しました。

ブラジル音楽♪Pastorinhas♪Bandera Branca♪Mascara Negraという3曲を、小野誠彦(オノ・セイゲン)が1つに編曲した曲です。

初めて聴く曲、初めてのボサノバ調、初めてのポルトガル語、しかも楽譜なしという状況からスタートし、かなり大変でした。しかも、その時のバンド編成は、ボーカル・ドラム・Eギター・Eギター・Eバース・Wベース・ウクレレ・フルート・アコーディオン・アコーディオンという、かなり寄せ集め的なものだったので、全てを合わせることができたのは、本番を入れても2回ぐらいしかありませんでした。
ちょっと苦労はしましたが、その分、合わせられたときの感動は大きいものだったし、カーニバルのような曲だったので、雰囲気で自然とみんなまとまることができました。
その時のボーカルが新郎・新婦で、2人自らこの曲を演奏しようと決めたのです。

演奏のお礼として、「COME des GARCONS SEIGEN ONO」をもらい、初めてアルバム全曲を聴きました。

COMME des GARCONS SEIGEN ONO
1.Julia画像
2.All Men are Heels
3.After You...
4.Pastorinhas-Bandeira Branca-Mascara Negra
5.You will be All Right
6.Galope
7.Something to Hold on to
8.You saw it
9.Round the Globe
10.Pessoa Quase Certa
11.Roman Marching Band
12.Ta.Ta.Ta.
13.Another Groove
14.Staying on the Beach All Day
15.Hunting for Lions
16.Long Voyage

このアルバムは、高級ブランド:コム デ ギャルソンのイメージ楽曲として小野誠彦が作り上げたものです。
録音技術者でもある小野誠彦は、ヴァーブシュープリーム・サウンド・エディションを制作しているだけに、このアルバムの音はものすごく美しいです。この音のダイナミズムを体験するだけでもこのアルバムを聴く価値があるのかもしれません。
しかし音だけではありません。演奏に参加しているのが、ジョン・ゾーンアート・リンゼイビル・フリーゼルといったアヴァンギャルドの巨人たちなのです。
僕らが演奏した♪Pastorinhas-Bandeira Branca-Mascara Negraはリオデジャネイロで現地演奏家のもと録音された曲だったので、このアルバムがそんなアヴァンギャルド色が強かったなどとは思いもしませんでた。音楽自体、すべてヒーリング音楽のようですが─。

デザインのために作られたアルバムだということを念頭に置きながら聴くと、様々なイメージがインスパイアーされるかもしれません。



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