2006年12月27日水曜日

ブライアン・イーノ Brian Eno

ブライアン・イーノの音楽と初めて出会ったのはアルバム「Another Green World」からでした。
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すでにアンビエントというジャンルが確立されていたわけで、これをきっかけにアンビエントを知ろうとしたわけです。ロキシー・ミュージックにいたブライアン・イーノとして聴けばよかったのでしょうけれど、アンビエントイーノとして聴いたがために、非常に物足りなさを感じました。そして、しばらくイーノの音楽には触れることはありませんでした。

突然話は変わりますが─
最近、NHKの集金が家に来ました。入り口にNHKステッカーが張ってあるので、家賃から引かれているのだろうと思っていたのですが、支払いは全くされていないときっぱり。前に住んでいた人のステッカーがそのまま張られていただけでした…。正直しぶしぶ、支払いの契約を結ぶことに─。支払いの義務があるし、NHKの番組を見てためになったことも結構あるから、払うのは当然だろうと自分に言い聞かせながら─…。
その時ふと思い出したのが、深夜のNHKで砂漠の映像に流れていたブライアン・イーノハロルド・バッドの音楽。音楽と映像だけがずーっと流れているだけのもの。イーノ音楽との再会、同時に僕がようやくアンビエント音楽と出会えた瞬間だったのです。流れていた音楽はブライアン・イーノハロルド・バッド(Harold Budd)共演のアルバム「AMBIENT2」からの曲でした。
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ひとつひとつの曲も良かったのですが、深夜に何もない時間を埋めてくれるさりげない音楽を体感し、これがイーノが提示したアンビエントなのかと実感できたのです。
映像のクレジットに曲名とアーティスト名は出ていたのですが、アルバム名までは出ていなかったので、とりあえずブライアン・イーノハロルド・ブッドの名前が書かれていたアルバム「THE PAERL」を購入。間違って買ったわけですが、最初聴いた時はその間違いなど気にも留めず、暇な時は常に「THE PAERL」を流していました。
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その後、「AMBIENT2」をしっかりと聴いて、砂漠の音楽はこっちだったと気が付きましたが、アンビエントを聴く上ではそんな細かいことなど、どうでもいいのかもしれません。それ故、相当聴いているのに全く曲名を覚えられないというような弊害もありますが、それも念頭にブライアン・イーノは現代の音を我々に提供してくれているのでしょう。

4 件のコメント:

  1. ありがとうございます♪こちらリンク完了しました!http://dj-k-jazz.blog.ocn.ne.jp/club_music/

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  2. はじめまして。
    ブライアン・イーノは気持ちいいけど、気持ち悪くないですか?
    変な表現ですが・・・

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  3. シュリンパー2006年12月28日 10:58

    はじめばして、みずねこさん。
    五感をイーノの音楽だけに集中することできないかも。考えてみたら常に“ながら”で聴いていますね。
    電車やバスでイーノの音楽を聴きながら気持ちよく眠り込んで、すぐにその音楽で起こされてしまうことが、よくあるかもしれません。

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  4. シュリンパー2006年12月28日 11:00

    kさん。
    リンク確認しました。
    こちらもリンク張りました。
    よろしくお願いします。

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