2007年3月24日土曜日

G線上のアリア

世の中はすでに卒業シーズンは終わっているのでしょうか。

自分の卒業式の思い出といえば…

中学3年の時、3年生を送る会という催しにて、後輩たちにありがとうをこめてボン・ジョヴィの♪ウォンテッド・デッド・オア・アライブを演奏したこと─

大学4年の時、卒業演奏会という催しにて、フォークデュオという形で♪なごり雪、♪愛の夢(リスト)、♪G線上のアリアを演奏したこと─

以上、ギター奏者として演奏をしたことが印象に残っている。
久々に懐かしいこれらの曲を聴いてみようと思い、音楽を掘り返していると♪G線上のアリアはもともとJ.S.バッハが自分でつけた題名ではなく愛称だということを知った。

管弦楽組曲第3番ニ長調(BVW1068)
�� 序曲
�� エア
�� ガボット
�� ブーレ
�� ジーク

第2曲エアが「G線上のアリア」にあたる。
なぜ「G線上のアリア」と呼ばれるようになったのかというと、19世紀後半にアウグスト・ヴイルヘルミというドイツのバイオリニストが、♪エアを二長調(Dメジャー)からハ長調(Cメジャー)へと移調させて弾くとバイオリンの第4弦=Gだけで演奏できることを発見し、バイオリンの独奏曲として編曲させたことがきっかけだという。

はて?僕が演奏した♪G線上のアリアはDだったかCだったか…

2 件のコメント:

  1. G線上のアリアはバッハのものはあんまり聴いてないですね。
    あまりにポピュラーで、いろいろアレンジされてるでしょう。
    昔テレビで見たモダンバレエがこの曲をバックに踊るもので、とても美しかったのを覚えています。

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  2. シュリンパー2007年3月25日 7:07

    僕のバッハの知識はほとんどクラシックギターからのものです。当時はリュートしかなかったわけだから、結果的に聴いている曲のほとんどはアレンジされていることになるわけです。
    バッハくらい古く偉大な音楽にはもはやオリジナルなんて問題じゃない気がします。色んなアレンジがあるということは、それだけ優れた音楽であることの証なのかもしれませんね。

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