携帯電話の着信メロディーにレッド・ツェッペリンの♪移民の歌を設定している。結構派手に鳴ってくれるので電話がかかってきたとき、非常に分かりやすい。
しかし、周りに人がいるときにマナーモードにしていないと、ちょっと恥ずかしい。特に仕事中は…─と思っていたのだが、よく考えてみると、今まで「ア~ァ、アー、アー」と会社で鳴ってもほとんど誰も突っ込まなかった。ウケ狙いで♪移民の歌にしているわけではないが、意外とみんな知らないのかもしれない、と少し悲しい…。
きのうもマナーモードにするのを忘れていたら、僕が勤めている会社の社長と会話しているときに「ア~ァ、アー、アー」と爆音が─。状況が状況だけにいつも以上に驚いてしまったのだが、電話終了後、社長が「ア~ァ、アー、アー」「レッド・ツェッペリンだよね?」と歌いながら反応してくれたのも意外な驚きだった。
社長は音楽をこよなく愛する人だったので、♪移民の歌を知っているのも当然だろう。
それから過去に聴いたハードロック音楽のことを話してくれた─
ディープ・パープル
ユーライア・ヒープ
マウンテン…
ディープ・パープルやユーライア・ヒープは知っていたが、マウンテンというバンドは知らなかった。
マウンテン Mountain
1969年、レズリー・ウェスト(ギター)とフェリックス・パッパラルディ(ベース)が中心に結成されたバンド。パッパラルディはあのクリームをプロデュースしていたという。
アルバム「勝利への登擧 (Climbing!) 」に収録されている♪ミシシッピ・クィーン(Mississippi Queen)がヒット。 冒頭のドラムのカウントとギターのリフが非常に印象的。
フジテレビ「ひらけ!ポンキッキ」でも使用されていたので、耳馴染みがあるかもしれない。
社長は♪暗黒への旅路(Travellin' In The Dark)という曲をよく聴いたという。
アルバム「ナンタケット・スレイライド (Nantucket Sleighride) 」に収録されている。
民謡みたいなペンタトニック、ほどよいオーバードライブとリバーブを効かせたメロディアスなギターフレーズは、まるでマイケル・シェンカーのようだった。レズリー・ウェストは数多くのギタリストに影響を与えているらしい。
個人的には1985年リリースのアルバム「風林火山(Go for your life)」が気になる。この意味不明の邦題が─。
マウンテンは解散・再結成を繰り返しているらしく、このアルバムは再々結成後に出された。その2年前にパッパラルディが妻に射殺されるという衝撃的な事件があったそうで、このアルバム以後、パッパラルディがいない。ファンのレビューなどを見ると“つまらない”と書かれてある。
社長は30年ぶりぐらいに懐かしい曲を聴くことができたとご満悦。
僕は新たな音楽的発見ができて大満足。
時代が違っても音楽はあらゆるものを結び付けてくれる。
こんにちは シュリンパーさん。社長さんは おそらく50代前後でしょうか。「暗黒の旅路」「ナンタケット・スレイライド」は 愛聴中の愛聴盤です。『風林火山』もアルバムあるので そのうち記事を書きます。社長さんには あったことないけれど なんか同志という感じがします。
返信削除マウンテン・・・「Roll Over Beethoven」という曲が結構ヒットしたような気がします。
返信削除アルバムは聴いたことがないですが・・・
レスリー・ウェストのプロレスラーのような風貌が印象に残っています。
Fパッパラルディは亡くなったんですか?
知らなかった・・・しかも、妻に射殺・・・\(◎o◎)/!
まりさん、「風林火山」を持っているんですか。よほどのマウンテン通とみました。なんと言ってもあのパワフルなボディーとボイスが魅力的なんでしょうねぇ。
返信削除みずねこさん、あのボリュームにはちょっとビックリですよね。ちょっと嫌な事件を引きずっているから、今ではいまいち認知度がないのでしょうかねぇ。「ロール・オーバー・ベートーベン」といったらチャック・ベリーとビートルズぐらいしか思い浮かばないんですが、かなりいろんな人がカバーしているんですね。