2007年3月27日火曜日

スカンジナビア

ヘビーメタル、ギタリスト
イングベイ・マルムスティーン
─スウェーデン

クラシック、作曲家
グリーグ
ポップス、グループ
アハ
画家、「叫び」
ムンク
─ノルウェー

映画監督
ラース・フォン・トリアー
─デンマーク

クラシック、作曲家
シベリウス
─フィンランド

スカンジナビア諸国の文化に、多大な恩恵を受けていると実感する。

それぞれの地理的位置を明確に示すことができるだろうか?
自分は全くダメダメだったので、反省とスカンジナビアの文化に感謝を込めて、スカンジナビア諸国を学びます。

まず、フィンランド画像
スカンジナビア半島に含まれず
スカンジナビア諸国とするのは誤り。
シベリウスをスカンジナビア文化
とすることが大きな間違いだった。

正式名称はフィンランド語で
スオメン・タサワルタ(通称:スオミ)
日本語表記
フィンランド共和国(当て字:芬蘭)

ロシアと国境を接しているため
冷戦時のフィンランドの立場は
非常に微妙なものだった。
民主主義国家として生き抜くため
��ATOにもECにも
ワルシャワ条約機構にも
属さない中立を保つ。
中立の中でも、親ソをうたったのは
隣接する社会主義大国ソ連を
刺激しない政策だった。
ソ連崩壊後の現在はEU加盟国である。


次はスウェーデン、やっとスカンジナビア諸国の勉強です。
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正式名称画像
スウェーデン王国
��日本語当て字:瑞典)
象徴君主制であるので
少し親近感を感じるのだが
日本との違いは多々ある。

1920年に社会民主労働党が
選挙で単独過半数を獲得し
世界で初めて民主的に
社会主義政権が樹立する。
それが長期政権となり
社会福祉や保障、税金など
社会政策が非常によく整備され
世界中のお手本とされている。

労働人口も公務員が多い。
国民の30%以上が公務員
��日本は10%未満)
女性の社会進出も進んでいる
女性労働参加率76%
��日本は48%)

男性に徴兵制を課しているが
ボランティアなどで免除される。

1960年代のスプートニクス、1970年代のアバ、1980年代のイングベイ・マルムスティーン、1990年代のカーディガンズとポピュラー音楽においても大国であるが、ほかにもグレタ・ガルボ、イングリット・バーグマン、イングマル・ベルイマンなど映画で活躍した人や、ボルグやステンマルクといったスポーツ界のスター、さらにはアルフレッド・ノーベル、カール・リンネといった科学者など、頂点を極めた文化人を数々輩出している。



スカンジナビア2国目、ノルウェー
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ノルウェー王国(日本語当て字:諾威)
政治体制は立憲君主政治で、国王は象徴的なものとして存在している。
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スカンジナビア半島西岸に面していて、その海岸線は無数のフィヨルドが発達している。
スカンジナビア山脈が国全体に広がっていて、平地はほとんどない。

北海での石油採掘の恩恵により、ロシア、サウジアラビアについで世界第3位の石油輸出国となっている。採掘しているのは大多数が国有会社であるため、福祉財政などが充実していて、世界で最も豊かな国といわれている。

スウェーデン同様、徴兵制をとっているが、これもまた同様に社会奉仕活動などによって兵役を免除される。



最後にデンマーク
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デンマーク王国(丁抹)
地理的にスカンジナビア半島に領土をもっていないが、歴史的背景からスカンジナビア諸国に分類されている。
ユトランド半島の大部分と周りに点在している443の島が領土となっている。首都コペンハーゲンはユトランド半島にはなく、シェラン島にある。
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立憲君主制、議院内閣制。スカンジナビア諸国すべて同様の政治体制。
男性に対し徴兵制があり、期間は8~10ヵ月。

海外領土としてグリーンランドとフェロー諸島がり、自治州としている。議会にも2人ずつ代表が参加しているが、デンマークを指すときそれらの地域は含めない。

アンデルセン、キルケゴール、ヤコブセンといった文章の達人を排出
また、メタリカのドラマー、ラーズ・ウルリッヒの出身国である。



なれないことを書くと非常に疲れます。
だんだん気力が失われ、最後のデンマークにいたっては、箇条書きが精いっぱい。
とにかく、スカンジナビアの地理的状況がよくつかめた気がします。

もっと詳しい知識や見解を求める方は、ウィキペディアなどを参照してください。
※地図はウィキペディアのものを使用させていただきました。

4 件のコメント:

  1. カーディガンスあたりから、スカンジナビアの音楽ポップスはここ数年で話題になっているようですね。
    空気を沢山含んだ口解けのいいお菓子のような軽さがいいんでしょうか。
    スカンディナビアの画家というとムンクのほかに、エミール・ノルデを思い出します。
    太陽の光に恋焦がれたような明るい色彩の水彩ですが、使われている色のわりに、どことなく暗く寂しい。
    画集が出ています。

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  2. シュリンパー2007年3月28日 3:26

    スカンジナビアを知れば知るほど、そこで生み出されるものの色彩が実に豊かであることが分かってきました。
    デザインとかもすごく彩度の高い色を自由に活用していて、世界でも人気があるらしいです。
    厳冬とかフィヨルドっていうステレオタイプなスカンジナビアのイメージは捨てなければいけませんね。

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  3. アバは なつかしいです。ムンクの叫びはかなり強烈ですね。私は ムーミンの大ファンでして ファンタジーですがニョロニョロなど不思議な生き物に興味があります。

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  4. シュリンパー2007年3月28日 8:27

    ムーミンも北欧でしたね。
    僕はやっぱりギターを持ったスナフキンが好きですねー。
    ムンクの叫びは、日本に来たときに実物見に行ったんですけど、それほどよくなくてショックでした。あまりにも人が多くて絵よりも人ばかりが目に入ってきたんです。

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