♪Water of Marchという曲は邦題「三月の水」といって、あのボサノバを創生したアントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)の名曲らしい─。
であるならば、本家本元を聴いてみなければと、エリス・レジーナ(Elis Regina)とデュエットした(ポルトガル語での原題)「Agua de Marco」を聴いてみました。非常に素晴らしかったです。このジョピンとエリスの曲はボサノバ史上最高の録音と言われているらしく、そう言われるのも納得です。歌っている途中で自然に笑っているところもあり、曲全体が喜びで満ち溢れています。
三月の水とは、南半球ブラジルでの夏の終わりを告げる雨季のことを指しているらしく、夏は終わって寂しいけれども、この恵みの雨に喜びを感じる、といった気持ちを歌ったものらしいです。
カサンドラ・ウイルソンのほかにも、ジョアン・ジルベルト(Joao Gilberto)が歌っていて、♪三月の水はボサノバからジャズに至るまで、たくさんカバーされています。
話は変わってカサンドラ・ウイルソンのアルバム「Belly of the Sun
カサンドラが歌う♪Water of Marchも大変良いです。しかし、ジョピンとエリスが素晴らし過ぎました。
♪Agua de Marco / Elis and Jobim
いろいろ音楽を聴いていても、♪三月の水のように、名曲と言われるものでも知らない曲がまだまだあるものですね。カサンドラを聴いてなければアントニオ・カルロス・ジョピンは♪イパネマの娘というイメージで終了でした。「Belly of the Sun
{%rain_a%}これからは雨の日には♪三月の水を口ずさみ、ブルーな気分を吹き飛ばそう{%diacritic_a%}
0 件のコメント:
コメントを投稿