音楽と映像だけで楽しめる作品っていいですよね。
イシュ・パテル
1942年、インド生まれ
インド・バローダ大学・造形芸術学科
インド・アーメダバッド国立美術・デザイン学校
スイス・バーゼル職業訓練学校
1968年、アメリカ・ロックフェラー財団から学資金を得て渡米
1970年、カナダ映画局(NFB)に加入 ’92年までアニメーション作家として在籍
��代表作>
「ビーズ・ゲーム」 音楽:JP.Ghosh
「死後の世界」 音楽:Herbie Mann
「神様がくれた星」 音楽:Normand Roger
「ビーズ・ゲーム」 5分
ビーズだけでアニメーションを作っています。JP.Ghoshはインドの打楽器奏者であるらしく、この作品ではタンブラーだけの演奏となっています。ビーズとタンブラー、この2つだけで万物創生を語っています。
「死後の世界」 7分
ガラスの上に粘土を置き、透過光を使って、コマ撮りしたアニメーションらしいです。粘土には見えませんが…。イメージの移り変わりが激しいので、ハービー・マンのおどろおどろしいフルートの音色とともにトリップしそうになるかもしれません。
「神様がくれた星」 11分
このアニメーションにはナレーションがたくさんあるので、音楽と映像だけで楽しむというものとはちょっと違うかもしれませんが、音と映像だけでも十分楽しめる作品です。音楽担当のノーマ・ロジェは、最近ではアニメ「老人と海」やアニメ「岸辺のふたり」の音楽も担当しています。
いずれも短い作品なので、結構気軽に楽しむことができると思います。“気軽に”とは言ったものの、1つの作品を制作するのに1年ぐらいかけているのですが─。時間をかけずに一つの表現を見ることができることは大変有意義なことだと思うので、ぜひ見てください。
僕は、ジャズのフルートといえばハービー・マン、ということを知ったので、ハービー・マンをよく聴いてみたいと思います。
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