映画「旅立ちの時
反戦運動でテロリストとしてFBIに指名手配された両親と共に、名を変え各地を転々と逃亡生活を送る少年ダニー(リバー・フェニックス)。ある高校で、音楽教師に音楽の才能を認められ、音楽の名門大学に進学するよう勧められる。そんな時、FBIの捜査がすぐ近くにまで迫ってきて、またも逃亡しなければならない事態に。ダニーが音大に進学するということ、それは両親と別れるということを意味していた。
ダニーの音楽の才能は母親から授かったもの。ダニーの母の父親は、実は進学しようとしている音大の学長だったのだ。ダニーの母は、将来音楽界で活躍を約束されていたのだ。それが1度の反戦テロ行為で犯罪者となってしまった。
家族全員、ダニーのチャンスをつぶしたくない、しかし家族がバラバラになるのも嫌…さあダニーと家族はどのような選択をするのだろうか。
監督はシドニー・ルメット。「十二人の怒れる男
シドニー・ルメットは映画の中の音楽に特別なこだわりを持っていなかったと思います。ちなみに「セルピコ
さて「旅立ちの時
テロリストの子供は音楽の天才という、一見非現実的な物語のように思えてしまいますが、それをリアルに見せているのは、社会派シドニー・ルメットの手腕なのでしょう。
音楽を外側から見て、音楽って素晴らしいものなんだなぁって感じる映画、それが「旅立ちの時
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