さて、今日は結構暑かったラスベガス─。
本日のメインは、アップルコンピュータ。
今年のアップルの目玉はFinal cut pro 2でした。少し期待していたLeopardはその気配すらありませんでした。放送機器展なので、ファイナルカットを展示するのが無難なのでしょうけど─。
デモンストレーションにはたくさんの人が来ていて、たくさんの設けられていた席は満席、僕は立ち見でした。英語のデモだったので、完全に理解できませんでしたが、新しい点をおおざっぱにあげましょう。
▲混在したビデオフォーマットでも編集ができる─
HD/SD、NTSC、PAL…なんでも1本のタイムラインに放り込んでいました。
▲複雑に設定可能なカラーコレクション機能がありました─
ルミナスキーヤーみたいなものでマットを作成し、部分的に彩度や輝度を変えることができて、それをレイヤーのように幾層も設定していました。想像以上に色が鮮やかになっていました。
▲搭載されているMOTION3は3D処理も可能になっていました─
モーショングラフィックスの動きがY軸方向にも設定できるようになっているようで、ビューワーを変えてみると、テキスト、グラフィック、画像というそれぞれの要素の位置関係が前、中、後ろというように明確になっていました。
▲サウンドが5.1ch対応になっていました─
立体的に音を作り上げられるようで、会場ではデモンストレーターが音をぐるぐる回して喜んでいました。
以上、僕が理解できた新しい機能です。
もっと詳しく知りたい方は、アップルのホームページのリリースを見てください。
「アップル、Final Cut Studio 2を発表」
NAB2007ではファイナルカット・プロがかなり放送業界でも浸透しているのだと実感しました。各企業が自分たちの商品を売り込むときに展示している編集マシンが、AVID、EDIUS、そしてファイナルカット・プロだったのです。この3つの編集マシンは必ずありました。また、放送支援システムの中に、ファイナルカット・プロをはじめマックフォーマットを積極的に取り込もうとする動きが顕著にみられました。
それから、IPTVという名のつく製品がたくさんあって、マイクロソフトの会場にもアップルTVのようなものが隠れるようにありました。僕は決してアップル・コンピュータを崇拝する者ではありませんが、Leopardのリリースが遅れてもまだまだアップルの勢いというものを感じました。
動画の世界にもどんどんアップルが浸透していっているというのは、やはり、インテルマックの影響なのでしょうか。
今日もよく歩き、英語の説明を必死に理解しようと努力して、片言の英語で必死に質問をしながら悪戦苦闘の一日でありました。
終了前に訪れたORADというイスラエルの企業を訪ねたところ、日本の代理店の方がいて通訳と製品の説明を同時にしてもらい、非常に助かりました。これをきっかけに、ORADと日本の代理店・シリコンシステムズにも注目しようかと思います。
��日間歩き回りました。しかし、まだまだ全てを見ていません。
明日も歩き回ります。
とても専門的な内容で、私にはちんぷんかんぷんですが、歩いて回るのは大変でしょうね。
返信削除夜は足のマッサージをして疲れを取ってお休みください。
すみません、仕事のような記事を載せてしまって…。柔らかくしたつもりですが、語りが柔らかいだけで内容は映像を扱っている人にしか分からないかもしれませんね。
返信削除きょうは映像の上映を何個か見ていたのですが、途中ですぐに居眠りしてしまいました。
とにかく疲れました。
明日は朝5時半発のバスでロサンゼルスへ直行です。クレイジー…。