2007年4月21日土曜日

日本へ─

米・ロサンゼルス、午前10時50分、外は雨…。
この滞在期間中、あまり天気がよくなかったです。
シカゴでは雪
ボストンはものすごく寒かったし
ニューヨークでも寒さは続き、奇跡的に一日だけ穏やかに晴れました。
快適だと思っていたラスベガスは、日中も非常に寒くて
ロサンゼルスも寒いんです。

ニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲスが驚くべきホームランを連発しているように、アメリカ国内の天気もおかしな感じになっています。



あと10数時間だけ、狭い空間を耐え抜けばこの過酷な旅も終了です。
うれしいような、悲しいような…。

帰りの飛行機はよく眠れる気がします。
来る時の飛行機では全く眠れませんでしたが、機内で存分に音楽を堪能できたので、感覚的に意外と短い飛行時間でした。
特に、野球に関する音楽チャンネルがあって、非常に楽しむことができました。

JALスペシャル Baseball Heroes
ゲスト:二宮清純

♪センターフィールド(映画「がんばれベアーズ」より)/ジョン・フォガティー
♪サウスポー/ピンク・レディー
♪栄光(ひかり)の道ー松井秀喜公式応援歌/安藤常光(バリトン)、オーケストラ・アンサンブル金沢
♪ワイルド・シング/X
♪SOMEDAY/佐野元春
♪きたかチョーさん まってたドン/川上さんと長嶋さん
♪私を野球に連れてって/カーリー・サイモン
♪行け 柳田/矢野顕子
♪春の風/熊木杏里
♪ライブラリー(映画「フィールド・オブ・ドリームス」より)/ジェイムズ・ホーナー


二宮清純が面白い話しをたくさんしてくれました。
特に野茂英雄の話しは、さすが野茂を追いかけていただけあって、ひとつひとつの言葉が説得力がありました。
野茂を「作品的に完成された投手」「芸術性にすぐれた投手」と表現─、野茂が投球する前に必ず相手チームの打者とシミュレーションをして、実際にその通りに投げたということから“作品性のある投手”と表現したのです。2度のノーヒットノーランはイメージ通り投げた結果だったのです。またトルネード投法という見た目の要素でも、芸術的といった表現がピッタリな気がします。ちなみに、野茂が投球練習で集中力を高めるために聴いた曲が♪SOMEDAYだということでした。

音楽自体では♪私を野球に連れてって、♪行け柳田、♪春の嵐、3曲が非常に良かったです。

♪私を野球に連れてって
メジャーリーグの球場で7回裏の攻撃の前に歌われる有名な曲。カーリー・サイモンが歌うととてもカッコイイ

♪行け柳田
王・長嶋時代の巨人最強の5番打者・柳田のテーマソング。矢野顕子の音楽センスは素晴らしい

♪春の風
映画「バッテリー」の主題歌。なぜか浅春の香りがする。この映画、見に行こうかな


日本に野球を伝えた一人、正岡子規はBaseballを球戯と表現したらしい。字のごとく、ベースボールというのはボールと戯れること。同様に音楽というのも、字のごとく、音を楽しむことであるわけだから、バースボールと音楽は似た者同士であるのかもしれない。…ちょっと強引だったか…。


帰りも音楽で楽しめば10時間なんてあっという間でしょう。でも、音楽の力を借りなくても眠気が時間を短くしてくれると思うのですが。

Goodbye America,See you again.




2 件のコメント:

  1. お疲れ様でした。
    飛行機に長時間は・・・疲れましたね・・・
    もう、10時間以上乗れないんじゃないかな。
    エコノミー症候群になりそうです。
    そういえば、時差ぼけは無かったのですか?
    昔、チューリヒに行った時、お昼過ぎたら猛烈な眠気がして、ホテルに戻って爆睡しました。
    see you againって、また行きたいですか?

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  2. シュリンパー2007年4月22日 17:49

    大移動が非常に疲れました。
    帰りの飛行機はパズルゲームにはまっちゃいまして、ずーっとやっていたらいつの間にか成田空港でした。
    時差ぼけは…よく分からなかったです。毎日常に歩いているか、移動の乗り物の中だったので、疲労がたまっていて常に眠かったです。
    初の海外、別世界だと思ってちょっとビビっていましたが、毎日、日本にいる感覚と全く変わらず、思いどうりに活動できていたように思います。アメリカだからかもしれませんが─。
    有り余るお金が手元にあるのならば、何回でも海外に行きたいと思っちゃいました。

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