ジョン・ウィリアムス(John Williams)
ジョン・エスリッジ(John Etheridge)
Together & Solo
ジョン・エスリッジとは何者なのか分かりませんでした。調べてみたところ、あのソフトマシーンの2代目ギタリストだったそうです(初代はアラン・ホールズワース)。その後、プログレ、ジャズの分野で活躍して、フランク・ザッパとの共演もしているというかなりの実力者です。この公演の紹介レビューでは即興演奏を得意としていると書かれてありました。
実際の演奏では、楽譜に忠実なウィリアムスと即興をどんどん入れるエスリッジとの絶妙なコンビネーションに、鳥肌が立ってしまいました。
��人で弾く曲と、合間に1人で弾くとが入り混じっていましたが、あまりにコンビネーションが素晴らしかったために、ソロの演奏が非常に物足りなく感じたほどです。
演奏された曲はほとんど知りませんでした。
ジョン・ウィリアムスの演奏だから、クラシカルを期待して行ったに見事に裏切られました。しかし、よい裏切られ方だったので、そのことがかえって感動を大きくしたように思います。
ジョン・ウィリアムスは以前から現代音楽の演奏や、スカイというバンドを結成しポピュラー音楽などにもクラシカルギターを持ち込んで、ギターの新しい道を模索続けている人なので、クラシカルよりもむしろ、今回のようなクロスオーバー的演奏の方が彼の望んでいるものなのかもしれません。
そうはいっても、ウィリアムスがソロ部分で弾いていたバリオスには相当感動しましたが─。
今回のような共演はたびたび行われているようで、CDにもなっていました。ベテランギタリストだからといって古いのではとあなどってはいけません。この2人の融合はかなり新鮮に聴こえるはずです。
Places Between
John Williams,
John Etheridge
Live in Dublin
ついに、“あの”カーネギーホールへ!!!
返信削除NYライフ楽しんでいますね。
残念ながらメイン会場ではありませんでしたが、音響は素晴らしかった、ように、感じました...
返信削除有名だから、ドーンとしているのかと思ったら、意外とひっそりと存在していました。周りがでかいものばっかりだから、あまり目立たないんですね。
楽しかったNYともお別れです。次はラスベガス、「リービング・ラスベガス」のラスベガス、お酒が苦手な僕はニコラス・ケイジ役のようになる心配はないでしょう。