世界最大のスポーツ専門チャンネル、ESPN(通称:イースパン)を見学してきた。
ちょうどNHKと同じくらいの敷地と規模の放送局であった。
コネティカットの大自然にぽつんと建っているそのたたずまいは、まさにこれからの放送局というのを示していた。都会のど真ん中になくとも、あらゆる情報を収集し発信できるのだ。
多チャンネル化がどんどん進む現在において、バックアップやHD用の放送を含め37系統の映像をコントロールしていると言っていたが、コストを極力抑えそこまで大量のコンテンツを作成・収集、発信する秘密は極端なまでのオートメーション化にあった。
映像の切り替えから、カメラワーク、画像調整、照明など、あらゆるものを一人でこなしていた。
また収録した映像をすべてサーバーに貯めこんで、それを軸に映像編集したり、ダイジェスト素材を作成したり、1つの素材を基に同時進行で複数のコンテンツを作成できていることも、多チャンネルへうまく対応できている要因だと感じた。
こんな魅力的な放送局が音楽分野にもほしいものです。
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