我が心の兄弟ミュージシャン、シェンカー兄弟以上の存在がいました。
兄:アレックス・ヴァン・ヘイレン ds
弟:エドワード・ヴァン・ヘイレン g
= Van Halen =
そして最近、ベースにヴォルフガング・ヴァン・ヘイレン(15)が就任。エディーの実の息子らしいです。兄弟以上のバンドになったのです。
デビューアルバム「炎の導火線」の♪暗闇の爆撃(Eruption)に、数々のギター小僧が脳天打ち抜かれたはずです。
ハードロックファン以外にもヴァン・ヘイレンの名前が知れ渡ったのがアルバム「1984」でしょう。
♪ジャンプでの冒頭のシンセサイザーをエディーが弾くのを見て、ギターバカじゃないんだ…とちょっと寂しい気持ちになりました─勝手で失礼な思いですが─。
「1984」でのエディーのギターとデービッド・リー・ロスの弾けたボーカル、最高です。全てが新鮮でカッコよっかたという印象です。いま聴きなおしても、エディーの弾くフレーズが新鮮なのはなぜだろう…。
♪ホット・フォー・ティーチャーではアレックスのタムタムから始まり、空耳“ガリベン、ガリベン、ガリベン、アイム・ホット・フォー・ティーチャー”というフレーズが有名で、相当笑いました。
続く「5150」、ボーカルがサミー・ヘイガーになりました。
個人的にはこのアルバムが一番好きです。デービッド・リー・ロスとサミー・ヘイガーの要素が詰まったアルバムなので、この前にもこれ以降にも無いヴァン・ヘイレンを堪能できるからです。エディーのギターの音色もこのアルバムが一番です。
スタインバーガーに憧れたなぁ…。
アレックスのタムタム、タムタム、タムタム…タム、には半ばあきれましたがビジュアル的には面白かったです。
アルバム「OU812」からサミー・ヘイガー一色になったわけですけど、音のバランスがひどかったですねー。あまりよく聴かなかったです。聴きかえしてみると、曲自体、悪くはないのにエディーのギターがあまりにボヤ~っとしている印象です。
このころからエディーのギター音色がかなり変わってしまったと思います。無理やりダイナミックにしようというか─。
アルバム「F@U#C%K」、音はちょっと改善されていたかなぁ…でも、なんかエディーのギターとサミーの声のバランスが悪いんだよなー。曲はすごくいいと思うのですが、やはりエディーの音色が気に入りません。ラストの前の♪316と♪トップ・オブ・ザ・ワールド、セットでとてもすばらしいです。♪316は“5150ライブ”でエディーがギターソロを始めるときに弾いていたメロディーで、大変気に入っていました。
アルバム「Balance」、暗号じみたタイトルはやめたみたいです。音がものすごく改善されていました。相変わらず曲は素晴らしいです。そして相変わらず、エディーの音色が気に入りません。
サミーが抜けてヴァン・ヘイレンは聴かなくなりました。
元エクストリームのゲーリー・シェローンがボーカルになって、そして脱退、サミーがボーカル復帰。エディーがガンの手術。ベースのマイケル・アンソニーが脱退。結構激動していました。
今年、ヴァン・ヘイレンは「ロックの殿堂」に入ったそうです。
この記事は「1984」と「5150」のことを書いてさらりと終わろうと思っていたのですが、改めて聴き返してみると、すごく良くて、セールス的にもすごいんだなと再認識して、思わず「5150」以降のことにも触れてしまいました。
初期のアルバム、「Van HalenⅡ」「暗黒の掟」「戒厳令」「ダイヴァー・ダウン」は触れませんでしたが、いずれもカッコいいです。このころのエディーの音色のほうが好きですし─。
後期のエディーの音色、もっとギターの生っぽさが欲しいのです─誠に勝手な個人的見解ですけど─。
今年の夏にツアーが予定されているそうです。
ヴァン・ヘイレン辺りになるともうわかりません・・・(?_?)
返信削除キンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」を歌う、デビッド・リー・ロスの腰の動きのなんとなくヒワイなのが印象的でした。
みずねこさん、ごめんなさい。
返信削除ユー・リアリー・ガット・ミーはキンクスの方が好きです。
たぶんヴァン・ヘイレンってギターを弾かないとあまり興味を持てないと思うんです。