’80年代中ごろ、小林克也のベストヒットUSAでホワイトスネイクの♪スティル・オブ・ザ・ナイトが紹介されていた。アルバム「サーペンス・アルバス」が大ヒットし始めたころで、レッドツェッペリンのロバート・プラントが♪ブラッグ・ドッグのパクリだと主張して訴えた、とかいう話題も紹介していた。スティル・オブ・ザ・ナイトもブラッグ・ドッグも特徴的な歌で、一度あのギターのリフにはまったらやめられないとまらない…という感じで、曲自体、個人的に結構気に入っていたのだが、そのような醜くておかしなエピソードを紹介されてしまっては、もう聴いて笑わずにはいられませんでした。
それに追い討ちをかけるように、その日のベストヒットUSAはタイムマシーンという名物コーナーで初期のホワイトスネイクを紹介していた。明らかに今と昔を比較して楽しむ意図。
♪スティル・オブ・ザ・ナイトでのホワイトスネイクメンバー全員、金髪派手派手だったのが一転、みんな黒髪・黒い衣装・黒のシルクハットをかぶっている者・黒い立派なひげの者…なんでこんなに地味なの?と困惑、そして大爆笑─。しかしその笑いもすぐに治まった。
流れたPVは♪ハート・オブ・シティーだった。ツインギターにしっかりとしたベース、そしてハモンドオルガン…実に地味、しかしものすごくカッコいい。デービッド・カバーデールの熱い魂を感じてしまった。♪スティル・オブ・ザ・ナイトのPVではあんなにクネクネしていたくせに─。
その後の「サーペンス・アルバス」は、小林克也もデービッド・カバーデール本人さえも予想していないくらいの爆発的なヒットとなり、ラジオで盛んにホワイトスネイク特集をしていたのをよく聴いた。カセットテープにもよく録音したものだが、その録音したものでいまだに残しているホワイトスネイクの曲がある。それは♪ハート・オブ・シティー(ライブバージョン)だ。観客にカバーデールの魂が乗り移り、ドラムとベースの伴奏で“Aint no love in the heart of the city,
Aint no love in the heart of town.”と観客が斉唱している部分に鳥肌が立ってしまう。
正直、どうもデービッド・カバーデールのセクシー路線は好きになれないのだが、♪ハート・オブ・シティーを知っているだけに必ずしも全否定はできない。セクシー路線の♪スティル・オブ・ザ・ナイトも面白い曲だし─。2006年に来日公演もして、まだまだ声もよく出ているみたいだし、色んな意味で衰えを知らない金髪ロンゲオヤジを応援しても─、いいかな。
ヘビメタ・・・昔、ゲイリー・ムーアという人のコンサートに行ったけど、本人とベースの人だったかが、前後に体をバッタンバッタンさせる動きが面白かったナ・・・
返信削除これぞ、ヘビメタって感じで。
ツェッペリンは、ひとりでカラオケに行くと、「Whole Lotta Love」を歌います。
当たり前ですが、ド下手です。
みずねこさんはツェッペリンをお歌いになるんですね。
返信削除私はツェッペリンも「スティル・オブ・ザ・ナイト」も歌います。
周りは迷惑でしょうが・・。
スティル・オブ・ザ・ナイトはめちゃくちゃ好きな曲ですね。
個人的にはブルーマーダーのライブ盤のジョン・サイクスが歌うスティル・オブ・ザ・ナイトが好きで、最近でもよく聴いてます。
みずねこさん
返信削除ツェッペリン!?しかも胸いっぱいの愛を!?すげぇ~…盛り上がるだろうなぁ
けんさん
スティル・オブ・ザ・ナイトを歌うんですか!?くねくねくねくね…盛り上がるだろうなぁ
ちなみに僕は、ロックン・ロールを歌って、ロバート・プラントのキーは出せないと分かりました。
ジョン・サイクスがスティル・オブ・ザ・ナイトを歌っているんですね。今度聴いてみようっと。「サーペンス・アルバス」はジョン・サイクスのギターが素晴らしいんですよね?たぶん。