映画「リービング・ラスベガス」の中でドン・ヘンリーが♪Come rain or come shineをとってもブルージーに歌っている。どんなときでもあなたと一緒…みたいな歌詞で、飲んだくれのダメダメ男役のニコラス・ケイジの名演をより一層引き立てている。
Come rain or come shine
1946年
作詞:ジョニー・マーサー Johnny Mercer
作曲:ハロルド・アーレン Harold Arlen
この曲は多くのミュージシャンが演奏しています。例えば─
ビル・エバンス、エラ・フィッツジェラルド、エリック・クラプトン&BBキング、サン・ラ、アート・ペッパー、スタン・ゲッツ、ウエス・モンゴメリー、サラ・ボーン、レイ・チャールズ、ビリー・ホリデー、デービッド・サンボーン、フランク・シナトラ、ジュディー・ガーランド、オスカー・ピーターソン、モダン・ジャズ・カルテット、カサンドラ・ウィルソン…
まだまだたくさんの人たちが演じています。
ブルースだと思っていましたが、いわゆるジャズのスタンダードみたいです。
これだけあれば、いろいろ比較して楽しめますよ。
クラプトンとBBキングもかなりブルージーで、ギターも堪能できます。
ジュディー・ガーランドはさぞかし愛らしく歌っているだろうと聴いてみると、ものすごくハイテンポ歌っていて、それが結構いい。
カサンドラなら、どブルースで歌ってくれるものと期待して聴いてみると、あらま、おしゃれ。
意外とMJQのスイング的な演奏がものすごくいいかも…。
僕は結構楽しめました。皆さんにも聴き比べをお勧めします。
ほかにも♪Someone to watch over meというスタンダードナンバーもたくさんの人が演奏しているので、比較してみてはいかがでしょうか。
これは、最近の映画ですか?
返信削除ニコラス・ケイジも一時期映画に出まくっていたけど、最近は少しは選んで出ているのでしょうか・・・
相変わらず、苦悶してるような顔で演技しているのでしょうかね~?
1996年の映画らしいです。
返信削除ニコラス・ケイジはいっぱい映画出ていますけど、いい映画にあんまり恵まれていないように思うんです。というか何でも出ている感じなんでしょうねぇ。
この役もひどいもんです。そのひどい男を演じきっているニコラス・ケイジに泣けます。苦悶している顔だけじゃなくて、演じている男そのものが苦悶しているようなものなので、ニコラス・ケイジのはまり役でしょう。
ジョン・オブライエンというアメリカの作家の自伝的小説が原作になっていて、その作家自身アルコール依存症だったらしく、映画化決定した直後に自殺してしまったらしいです。