2007年1月31日水曜日

The Roots Of Coincidenc

パット・メセニー(Pat Metheny)パット・メセニー・グループとして何度もグラミー賞を受賞している。

1984年 「Travels
 Best Jazz Fusion Performance
1985年 「First Circle
 Best Jazz Fusion Performance
1988年 「Still Life (Talking)
 Best Jazz Fusion Performance
1990年 「Letter From Home
 Best Jazz Fusion Performance
1994年 「The Road to You
 Best Contemporary Jazz Album
1996年 「We Live Here
 Best Contemporary Jazz Album
1999年 「Imaginary Day
 Best Contemporary Jazz Album
1999年 "The Roots of Coincidence"
 Best Rock Instrumental Performance
2003年 「Speaking of Now
 Best Contemporary Jazz Album
2006年 「The Way Up
 Best Contemporary Jazz Album



ほとんどアルバムが受賞している中で、唯一シングルで♪The Roots of Coincidenceという曲が受賞しているのだが、注目すべきはその受賞している部門。
Best Rock Instrumental Performance
ジャズ・フュージョン畑の彼らの音楽が何ゆえ“ロック”なのか…
しかも、♪The Roots of Coincidenceはアルバム「Imaginary Day」に収録されていて、そのアルバムはその年Best Contemporary Jazz Albumを受賞している。つまり“ジャズ”として受賞しているのだ。

Imaginary Day」では、パット・メセニーが珍しくディストーションでギターを弾きまくってはいる。そして♪The Roots of Coincidenceでその激しさは頂点に達していて、ロックを超えてヘビーメタルの様相を呈している。個人的にはものすごく気に入っている。

しかし、この曲だけがグラミーを受賞していて、しかも“ロック”というラベルを張られていることは、果たして、パット・メセニー・グループにとって良いことなのだろうか?

画像画像

2 件のコメント:

  1. 音楽のジャンル分けはどんどん多分化してきていますね。
    昔の人間には正直言ってワカリマセ~ン。
    ジャズかロックか、聴いた印象で違うのでしょうね。
    MP3プレイヤーに曲を入れるのに、PCに曲を取り込むのですが、取り込んだ楽曲一覧表にジャンルが表示されるんですが、ニューエイジとかオルタナティブとか、何のことかさっぱりです。
    まあ、私にはどうでもいいことなんですが・・・
    困るのは、大きなCD屋さんに行った時ですね。
    自分の探すCDが何なんだかわからないんですよ。

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  2. シュリンパー2007年2月1日 9:55

    確かにジャンルって何なの?と疑問に感じます。なるべくジャンルに振り回されないように、逆にこっちがそれを利用すればいいんだと思います。MP3プレーヤーなどのジャンルも、自分が理解できるジャンルに書き換えて、自分が見つけやすいようにしちゃえばいいんですよ。
    また、巨大CDショップなどでは、1つのものを見つけるのに色々探索できて新たな発見も多いとプラスに考えていればいいと思います。たまにイライラしますが…そういう時はすぐに店員に聞けばいいんです。
    ジャンルが多くなれば分からないものもたくさん生まれてきますが、その分、楽しいことも増えているはずです。

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