衝動買いして大成功したアルバム。
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ作曲、「ミゼレーレ」というアルバム。
ノンサッチ(Nonesuch)というレーベルは結構面白くて─
ジョン・アダムス、パット・メセニー、ブラッド・メルドー、ビル・フリーゼル、ジョニ・ミッチェル、ジプシー・キングス、クロノスカルテット、ユッスー・ンドゥール、スティーブ・ライヒ、モーツァルト、ドビュッシー、バッハ、フィリップ・グラス、ジョン・ゾーン…
とにかく、ありとあらゆる音楽を体験できる。
レコード店などでは、ノンサッチコーナーもあったりするので、そこを探索するだけでも楽しい。
「ミゼレーレ」はその中に潜んでいた。
ちょうど「悲歌のシンフォニー」を知ったころに、このアルバムを発見したので、輸入盤・曲名はポーランド語でほとんど読めないにもかかわらず、即買いしてしまった。
全編ミサ曲。僕はカトリック教徒でもキリスト教徒でもありません。しかし─
非常に心を癒されました。
グレツキが傷ついたポーランドを癒すために作曲したのでしょうか。
グレツキは敬けんなカトリック信者らしい。
「ミゼレーレ」というタイトル、そして曲の内容、宗教色が濃いのは事実。
しかし、宗教という枠を越え、純粋に音楽というものを堪能できるはずです。
衝動買いをして失敗した経験がたくさんありますが、こういった成功があればこそ…
しょうがない投資なのでしょうねぇ─。
日本語盤も出ていました。こっちのほうが欲しかったけど、輸入のノンサッチ盤でなければ奇跡の出会いがなかったからなぁ…でも、日本語盤も買っちゃいました。
おもしろいレーベルがあるんですね。
返信削除スティーヴ・ライヒは来日公演にいったのですが、あまり感動しなかった。
途中で眠くなってしまいました。
グレツキという名前も聞いたことはありますが、音は聴いたことないかも・・・
首相でピアニストだった人じゃないですよね?
レコードの衝動買いはあんまりしません。
いわゆる、ジャケ買いってやつですか?
こんばんは、みずねこさん。
返信削除スティーブ・ライヒの公演に行ったんですか!いいですね。しかし…眠くなる気持ち分かるかも。
ピアニストで首相なんて人がいたんですか?さすがはショパンの国ポーランド。
ジャケ買いはあまりしません。補足すると、そのころ僕はアンジェイ・ワイダやロマン・ポランスキーの映画なども好んで見ていて、ちょっとポーランドの人に魅かれていたのもあります。