2007年11月18日日曜日

Capriccio, for solo tuba

ポーランドの作曲家、クシシュトフ・ペンデレツキが作曲した
♪Capriccio, for solo tuba
を聴いていました。


日本語タイトルは
「チューバのためのカプリッチョ」

カプリッチョ?
とはイタリア語で奇想曲なのだそうです。

奇想曲?
とはイタリア語で「気まぐれ」という意
自由で軽快な器楽曲形式なのだそうです。

つまり
チューバのための奇想曲
ということであり
その名のとおり
奇妙で想像豊で
同時に笑えます。おならのようで…

ペンデレツキは決して笑えるような作曲家ではありません。
ポーランド人らしく
非常に感傷的で、非常に敬虔な作曲家といえるでしょう。
広島の犠牲者の追悼のための-哀歌 (弦楽合奏)



チューバのための奇想曲─
悲しい叫びなのかもしれません。


余談ですが─
ペンデレツキという名の星があるそうです。
21059 Penderecki
同姓の科学者が発見したのかと思いきや
発見したのは
フライムート・ベルンゲンというドイツの天文学者で
惑星ペンデレツキの“ペンデレツキ"は
作曲家ペンデレツキの“ペンデレツキ"
なのだそうです。
ペンデレツキのファンだったのでしょうか。
自分の名前ではなくほかの作曲家の名前をつけるとは
なんとステキなことなんでしょう。


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