しかし、ゲフィンレコードと契約を結んだのは1985年であり、グラミー賞にノミネートされ出したのは’80年代後半のことである。
そして─
��001年、アルバム「Thinking of you」でついにグラミー賞最優秀ニューエイジ・アルバム賞を受賞した。
喜多郎 「Thinking of You」 (1999) |
喜多郎がグラミー賞を受賞したとき、あらゆるメディアでそのニュースが流れていた。彼は過去のミュージシャンじゃなくて、まさに今活躍中なのだとようやく実感できたのは、自分だけではないはずだ。日本人は海外で活躍している日本人を、驚くほど知らないものだ。
僕はそのニュースを某新聞の夕刊を見て知った。そのときの記事の見出しには─『グラミー賞ニューエイジア部門で栄冠』というようなことが書かれていたと思う。詳細に覚えているわけではないが“ニューエイジア”という文字だけは、はっきりと覚えている。
ニューエイジア?“ア”はどこから派生しているのか。そんな地域差別のような部門が、グラミー賞には存在するのだろうか。
実際に受賞したのは Best New Age Album というもの。あー、“ア”は Album の “A”か…とはもちろん思えないわけで、完全に記者と新聞社の勘違いというか無知というか…。日本人が日本人をよく知らないというのも、何となく理解できる。
ニューエイジ・ミュージシャン 喜多郎は、現在も大活躍で
2004年、アルバム「空海の旅」がグラミー賞にノミネート
2006年、アルバム「空海の旅2」がグラミー賞にノミネート
そして、今年10月24日にニューアルバム「空海の旅3」をリリースしている。もしかしたら輝かしい栄光を勝ち取るかもしれないので、勉強しておいた方がいいですよ。
喜多郎 Sacred Journey Of Ku-kai: Vol.3 (2007) |
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