このアルバムは、購入者が自ら値段を決めて・支払い・ダウンロードするという新しい試みがされている。つまり0円でもダウンロードできるわけだ。
イギリスでは10月から販売されている。日本からでも購入できるはずだ。実際にダウンロードした日本人もいるようだし─
��>> シスコス Radiohead In Rainbowsを買ってみた(購入方法)
有料でダウンロードした人は30万人~50万人で、平均購入価格は6ドル(約660円)だという。つまり、2億円~3億円を得たことになる。
彼らの今回の試みは、レコード会社などの仲介は全くなく、完全に独立して行っているために、ダウンロードの収益はそのままバンドの収益となる。
またダウンロード販売のほかに、歌詞などアートワークを含めたCD販売もされるらしいのだが、それも各国のインディーズレーベルとバンド側が直接契約を結んで販売されるらしい。(日本で販売されるレーベルは、ホステス・エンタテインメント)
また、「DISCBOX」として、ボーナストラックやデジタル写真集・追加アートワークなどを含めたスペシャルバージョンも40ポンド(約9400円)で、彼らの公式サイトで販売されるようだ。
��>> RADIOHEAD
本当に無料でダウンロード可能かどうか試してみた。
できました。
本当に値段を自ら指定して
本当にその値段でダウンロードできる。
視聴できるようになっていないので、彼らのファンでない限り、いきなりいくらと値段をつけて購入するのは気が引ける…自分もその一人。そういう人は、とりあえず無料でダウンロードして、それを聴いた上で値段を決めてまたダウンロードしてもいいのではないだろうか。無料で聴いてしまったら、なかなかもう一度・お金を出してまでダウンロードしようとするかどうかは、大いに疑問だが─。
ダウンロードする際は、自らの情報を登録するようになっている。すなわち今後も見据えているのは明らかだ。無料ダウンロード、それは大いなるプロモーションでもある。彼らの音楽がどんどん広がることこそが、彼らにとって本望なのではないだろうか。
全く無名のバンドがすぐにレディオヘッドのようにはできないだろうが、努力次第で自分一人で世界を舞台に活躍できるかもしれないという可能性は秘めている。
アルバムの内容は─
��0曲、約43分
良し悪しは自分で聴いて判断するべきでしょう。
面白い企画ですね。
返信削除CD買うと特価品でも1600円くらいしますからね。
RADIOHAEDは結構好きですが、PCに保存しておいてもきっと聴かないだろうなぁ・・・
それほど関心がなくても、ダウンロードしてしまうシュリンパーさんは、好奇心旺盛ですね。
こんばんは、みずねこさん
返信削除この試み、大成功してほしいです。
内容も、個人的感想としては
結構よかったですから。
無料だからいいというわけじゃなく
��正直それもありますが…)
アーティストに直接お金を支払うという感覚が、すごくいいような気がします。
ここまで自らシステムをつくれるアーティストは、なかなかいないでしょうけれど。
このシステム、非常に良いですね。
返信削除自分は良い音楽にはアーティストに対して直接お金を払いたいと思うので。
ダウンロードなら廃盤でヤフオクなどで法外な値段で取引もされないでしょうし。(しかもアーティストに還元無し?)
しかも自分で値段つけられるシステムは、本来音楽のあるべき姿なんじゃないかと。
よくJ-POPのアーティストなんかも「多くの人に聴いてもらいたい。」と言ってたりしますが、お金を儲けたいではなく、本当に多くの人に聴いてもらうことが目的なら、このシステムは理にかなってるような気がします。
レディオヘッドは割と嫌いじゃないんで聴いてみたいですが・・、個人情報入力はちょっと気が引けるような・・、と言いつつあちこちに個人情報登録してるんですが。
「多くの人に聴いてもらいたい」というのは眉唾なところが多々ありますけれど、本心を語っている人も多いと思いますよ。ただ、契約とかいろんなしがらみから簡単にそうできないだろうし、ネットで配信するとなると、多少知識も必要になってくるし─。徐々に音楽の配信なのも、個人レベルで簡単にできるようになってきているので、レディオヘッドのこの試みがどのように反映されるか、非常に注目です。
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