2007年11月16日金曜日

翼をください

赤い鳥の♪翼をください
初めて聴いたのは学校の授業だったろうか─
正直、あまり好きになれなかった。
なんか古くさくて…
説教じみていて…
特別、説教じみた歌詞じゃないけれど
学校で習ったということから勝手に説教くさいと決め込んだだけなのだが。

時を経て─

NHKで「翼をください」というドラマを見た。
ちょうど高校受験のころだったか。
息抜きにテレビをつけて、たまたま見たら
非常に面白くて、最後まで見て─
数年後に再放送で2回は見ただろう─
そして、ビデオでも見た。
この作品
確か江口洋介の初主演だったと思う。
ジェームス三木の脚本。
落ちこぼれの高校と進学校という対立軸があり
落ちこぼれ高校の生徒に焦点を当てたもの。
途中、ドラマでありながらドキュメンタリーのように、生徒ひとりひとりにインタビューをしているようなリアルな映像を淡々とつないでいる場面が、非常に好きだ。このシーンは、アッバス・キアロスタミ監督の「ホームワーク」というドキュメンタリー映画に、大きな影響を与えていると、勝手に思っている。それほど素晴らしいシーンだ。

ドラマのおかげで
♪翼をください への偏見がなくなったように思う。

いまは
少しだけ
この曲が好きだ。

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2 件のコメント:

  1. 「翼をください」
    これや「紙風船」とか、変に感傷的な曲ですね。
    「神田川」とかビンボーくさい曲も嫌いでした。
    しかし、私らの世代はこういう曲が好きなのか、高校の時、合唱祭で私のクラスはこの歌を歌いましたよ~・・・
    もう、口パクですよ、私は。
    シュリンパーさんは授業で聴いたのですね。
    こういう曲が教科書に載るんですねぇ・・・
    うう・・・

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  2. シュリンパー2007年11月17日 9:48

    真剣なビンボーは嫌ですね。
    ふざけたビンボーは最高だと思います。
    何が真剣で何がふざけかよく分からないところがありますが…
    いまの音楽の時間では、どんな曲が歌われているのでしょうね。スマップとか載っているのでしょうか。
    時は優しくもあり非情でもありますからね・・

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