...休憩。
レッド・ツェッペリンの5枚目のアルバム「聖なる館」、ジャケットの舞台となったのはアイルランドの世界遺産、ジャイアント・コーズウェーと呼ばれる地。
珍しい石柱群は、5000万~6000万年前の火山の爆発で噴出した溶岩が冷えてできたと言われています。このような地形を柱状節理といい、世界のあらゆる場所で見ることができて、日本にもごく小さい規模ながらあるそうです。
このジャケットのデザインを手がけたのはヒプノシスという人です。
最初、ストーム・ソーガスンという人にデザインを依頼したらしいですが、ストームはテニスコートの芝生を題材にしたデザインを提案し、その意図が“racket(=ラケット、騒音)”にあると発言したためにバンドから激しい怒りをかい、即刻デザイナー交代となったわけです。
ヒプノシスは後に、レッド・ツェッペリンのアルバム「プレゼンス」と「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」のジャケットデザインを手がけたようです。
柱状摂理は日本では玄武岩が多いようですね。
返信削除ちょっと雰囲気は違うけど、兵庫県豊岡市の玄武洞が有名です。
日光華厳の滝や、三重県の赤目四十八滝でも見られました。
写真の風景は福井の東尋坊みたいですね。
ヒプノシスはELPの「トリロジー」のアルバムデザインも手がけてますね。
柱状摂理なんて初めて聞きましたよ。詳しいんですねぇ、みずねこさん。
返信削除東尋坊という地名はよく聴きますが、こんな風景がある所なんですね。
ヒプノシスという人もこれを調べていて初めて知りました。ジャケットに関しては全く無知みたいなものなので…
(^^; )"~
アイルランドの景勝地が ヒントになったんですね。崖っぷちが好きな作家のみうらじゅんだったら 感動するでしょうね。崖っぷちは沖縄なら悲劇の舞台ですが ここは神話のような 神聖な場所サンクチュアリという感じですね。
返信削除自国の誇れるものをしっかりと吸収して自分たちの芸術に利用しているところが素晴らしいですよね。押し付けがましくないし、いやみもないし。
返信削除日本だったら知床半島とか、屋久島を舞台にジャケを作るみたいなもんでしょ。日本のロッカーでそういう人いるかなぁ…
初めこのジャケットには拒否反応があったのですが、今では好きになりました。実際の場所があったとはビックリですね。休憩でも中身濃いです!
返信削除世界遺産になるくらの景勝地とはいえ、よくもまぁ、あんなジャケットに仕立て上げられるかと思ってしまいます。
返信削除なんかアルバムの曲のことを羅列するよりも、こういった発見を記録しておくことのほうがむしろよいのでは?と思ってしまいます、が...