2007年5月15日火曜日

ウイリアム・テル

ウイリアム・テルという名前を知ったのは、フジテレビのバラエティー番組「オレたちひょうき族」からだ、という人は意外と多いのではないだろうか。僕もそのひとりだ。

ウイリアム・テル序曲(William Tell Overture)
1829年 ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini)作曲

・夜明け (Prelude) Em
 五つの独奏チェロと残りのチェロ、コントラバス、ティンパニだけで演奏
・嵐 (Storm) Em
 ここから全合奏になり、強風から暴風雨になるが描写
・牧歌 (Ranz des vaches) G
 嵐の後の静けさの中からコーラングレとフルートによる牧童の笛
・スイス独立軍の行進 (Finale)
 E
 トランペット、ホルン、ティンパニによるファンファーレ

��つの部分から構成されていて、演奏時間は12~13分程度

ドイツの詩人、フリードリヒ・フォン・シラー(Friedrich von Schiller)が1804年に書いた戯曲をもとに、イタリア人のロッシーニがオペラ「ウイリアム・テル」を作曲

スイスの英雄ウイリアム・テルが、ドイツの詩人により世に紹介され、イタリア人作曲家によって世界中に広められた─なんとも不思議な経緯

��4世紀のボーガン名手「ウイリアム・テル」、その名前は歴史文献の記述では一切出てこないため、あくまで伝説上の人物だとされているが、スイスの人々はその存在を強く信じているらしい


小学校の音楽の授業で「スイス独立軍の行進」を聴いた時は、かなり驚いた。「オレたちひょうきん族」のオープニングテーマ曲が、まさか歴史に名を残している大作曲家の曲などと、夢にも思っていなかったからだ。
それまで、なぜ過去のものを今学ばなければならないのか、と子供ながらもそんな思いで音楽の授業を受けていたのだが、♪ウィリアム・テル序曲はその考え方を180度変えてくれた。

ウイリアム・テルは僕のハートもみごとに打ち抜いた、ということにしておきますか。

2 件のコメント:

  1. 有名な曲だけど、思い出せない・・・
    「ひょうきん族」も見てなかったんですよ。
    弟が「ドリフ」を見てたもんで・・・
    シュリンパーさんは小学校低学年の頃に見てたんですね。
    後で驚かれたのも無理ないことでしょうね。

    返信削除
  2. シュリンパー2007年5月15日 9:17

    僕の田舎では民放2局しか見れなくて、フジテレビ系と日テレ系しか見れませんでした。だからTBS系のドリフは見ることできなかったんですよ。
    そっか、ドリフ派が結構いるから、これでウイリアム・テルを知ったと決めつけるのはよくなかったかもね。

    返信削除