2007年12月13日木曜日

Little Martha

オールマン・ブラザーズ・バンドが1972年にリリースした
��枚目のアルバム「イート・ア・ピーチ」

画像The Allman Brothers Band
Eat a Peach
(1972)

タイトルとジャケットだけで魅力的なアルバムなのですが、当然のことながら、中身も大変すばらしいです。
個人的には一番最後の♪リトル・マーサが非常に好きです。デュアン・オールマン作曲のこの曲は、まさしくデュアンの遺作といっていいものでしょう。オープンEで奏でられる、デュアンとディッキー・ベッツのフィンガリング・ギターによるデュオが非常に美しい。2分余りしかないこの曲、美しいだけにあまりにも短く感じてしまいます。

リトル・マーサとは、ツアー中に出会ったマーサという12歳の少女のことで、デュアンがメロディーで彼女ことを表現したようです。

デュアン個人名義での作曲としてクレジットされている曲は、この曲が唯一だということです。もしかしたら、この曲が最もデュアンを表現しているものだと言えるのかもしれません。もっとも、スライドギターがなければ物足りない、と思う人は多いことでしょうが─。

レオ・コッケ(Leo Kottke)というアメリカのアコースティック・ギタリストが♪リトル・マーサを最も完成されたギターソングだと賞賛して、この曲をカバーしていて、ライブなどでもよく弾いていたようです。その素晴らしい演奏を載せようと思います。何せ、デュアンの遺作だけあって、この曲を実際に弾いている本人の映像は皆無なので…。

♪Little Martha / Leo Kottke


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