1980年にアルバム「鋼鉄の処女-IRON MAIDEN-」でデビューして、今年で27年目─もっと長い人たちがいるわけだから、決して長くはないのだが…
「鋼鉄の処女」 |
個人的な記憶として─
アイアン・メイデンが最初にベビーメタルと呼ばれた…と何かのレビューで呼んだ記憶がある。
’80年代にイギリスで沸き起こったNWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal)という潮流により、ヘビーメタルという新たなジャンルが初めて世の中に認知されたと思うのだが、その中心にあり先陣を切っていたのが、アイアン・メイデンなのだ。アイアン・メイデンをメタルの起源と呼びたがるのも分かる気がする。
考えてみれば─
ロックやモッズなどというものは、音楽ジャンルというよりもファンションとかスタイルの総称のようにも捉えられるわけで、ヘビーメタルもまたその例外ではないであろう。
音楽的に、ロックとは何か、ヘビーメタルとは何か、など問われても明確に答えられるはずもなく、強引に答えを見いだそうとすると、どうしてもそのスタイルやファッションへと矛先を向けるしかない。そんな曖昧なものの起源など、本当は分かり得るはずはないのかもしれない。
ヘビーメタルという言葉─
その言葉が最初に登場したのは、作家ウィリアム・バロウズの造語によるものだという。そして、その言葉が音楽界に初めて登場するのはステッペン・ウルフの♪Born to be Wildの歌詞の中だという。
音楽としてのヘビーメタル─
その始まりは、1970年にデビューしたブラック・サバス…、もっと遡ってビートルズの♪ヘルタースケルター…、あるいはレッド・ツェッペリンやディープ・パープルといったバンドが引き合いに出されるが、それらは今でこそ原点としてピックアップできても、当時は決してヘビーメタルなどとは呼ばれていなかったはずである。故に、これらがヘビーメタルの起源だと捉えるのは間違っているだろう。やはり、歴史上初のヘビーメタルブームである’80年代をその起源と捉えることが自然であるように思うのだが…。
現在の有力な起源説─
1967年に結成されたアメリカのバンド、ブルー・オイスター・カルト(Blue Öyster Cult)がバロウズの言葉を借りて自分たちの音楽を“ヘビーメタル"と表現したのが、最も有力な起源だとみられている。ロックの最初がビル・ヘイリーの♪ロック・アラウンド・ザ・クロックとするならば、ベビーメタルの起源がブルー・オイスター・カルトとするのも決して間違ってはいないだろう。しかし、ロックを愛する人、あるいはメタルを愛する人にとって、あまり納得できるものではない。
音楽の起源なんて、そんなものなのだろう。
♪Godzilla / Blue Oyster Cult
アイアン・メイデンは「第七の予言」というアルバムが大好きでした。
返信削除でもそれ以前も、それ以後もあまり聴くことはなかったですね。
そういえば、ヴォーカルのブルース・ディッキンソンは飛行機のパイロットの仕事と兼業でしたよね。
今もやってるんでしょうかね?
ブルー・オイスター・カルトはよく知らないんですが、結構かっこいいですね。
ギターが良い感じですね。
音楽の起源を探るのは面白いですね。
でも結局は良い音楽が聴ければいいというだけなんですが・・。
アイアン・メイデン、実は僕も好んで聴いておりません。
返信削除ブルース・ディッキンソンは一度脱退したようですが、現在は復帰しているようです。
現在の体制はトリプルギターみたいですよ。それで来日するらしいので、注目か?僕は見にいきませんが…
ブルー・オイスター・カルトは僕もほとんど知らないんですけど、このゴジラはかなりいいですよね。
音楽の起源を知るということと、音楽を楽しむということは別物のようで、楽しむだけならば知らなくてもいいことかもしれませんね。
ヘビーメタルブームで検索中です。80年代だろうかブームだった?その前 日本では ロックは 不良といわれた。80年代 日本では いろんなジャンルの曲が 流行った。子供達は 影響を受けて 人生を積み重ねた。
返信削除アイアン メイデン 懐かしいですね。
音楽同好会(名前検討中
アイアン・メイデンの頃が黎明期。
返信削除クワイエット・ライオットやデフ・レパードが恐ろしく売れた頃が第一期黄金期・・・80年代初期。
ボン・ジョヴィやホワイト・スネイクが恐ろしく売れた頃が第二期黄金期・・・80年代中期。
勝手にそういう認識で楽しんでます。
��0年代にイングベイやドリーム・シアターがバカ売れした頃、HMとは遠ざかっていたために、勝手に名前をつけて楽しめていません。イングベイもライジングフォースやソロ初期の頃の方が好みですから。