ヤナーチェク作曲の「シンフォニエッタ」は演奏規模は通常の交響曲と変わらないくらい大規模なものであるが、第5楽章に分けられた曲すべての演奏時間は25分程度とかなり短い。故の“シンフォニエッタ”なのだろう。
自らのフィールド・ワークで民俗音楽を収集し、吸収していったことで知られているヤナーチェク、彼の作曲した音楽には常に民俗的な響きを帯びているわけで、この「シンフォニエッタ」も決して例外ではない。
また、交響曲されているにもかかわらず、これまでの伝統的な交響曲とは形式の面で大きく違っているようで、そのために、一層この「シンフォニエッタ」が特異なメロディーに聴こえてくる。
「ファンファーレ」:アレグレット Allegretto、変ニ長調、4分の2拍子
ヤナーチェク:シンフォニエッタ サイモン・ラトル 指揮 フィルハーモニア管弦楽団 演奏 |
ヤナーチェク良い感じですね。
返信削除なんだかゲーム音楽のようでもあります。
そういった音楽を手がける人にも影響を与えてるのかもしれませんね。
ヤナーチェクはたしかCD持ってるはずですが・・、持ってるだけじゃだめだなぁ。
今度改めてチェックしてみます。
この曲はELPのファーストに入っていて、原曲を聴いてみたら、もとの方がものすごく良くて、申し訳ないけどELPがものすごく小さく見えてしまいました。
返信削除「未開人」はバルトークの原曲よりいいと思うんですけど─。
ヤナーチェクは、どうもオペラが素晴らしいらしいのですけど、チェコ語だしオペラはどうも…。歌がない方が、響きも民俗的で好きなんですけどね。