「ギター・ショップ」 Jeff Beck's Guitar Shop With Terry Bozzio And Tony Hymas (1989) |
「フラッシュ」では全く見えなかったジェフ・ベックのギターの表情が、「ギター・ショップ」でやっと見ることができました。
クラプトン、ペイジと三大ギタリストと称されるジェフ・ベック、その実力をやっと認識したのです。しかも、クラプトンとペイジにどうしても感じてしまう古めかしさを、ジェフ・ベックには全く感じなくて、ちょっとした衝撃を感じたのを覚えています。
Behind the Veil
ギターを弾かない、あるいは嫌いだという人にとってやかましいだけかもしれませんが、元ギター小僧である自分は、このトリッキーな感覚を超えるギタリストをいまだ知り得ません。ジェフ・ベックのギターの基本はどこにあるのか全く想像がつかないのです。某有名ミュージシャンが「ロックギタリストには2種類しかいない、ジェフベックとジェフベック以外だ。」と言ったのも納得です。
偶然にも フラッシュから 私も聴きました。そんで ベックに興味をもたなかったんですが Gさんに 説得されて 「ベッコロジー」を買ったら すっかり気に入りました。昨年は UDOフェスで ナマのジェフ・ベックを見て 60代とは 思えない 若々しさに 驚きました。
返信削除「フラッシュ」はほとんどジェフ・ベックの曲じゃありませんから。
返信削除「ブロウ・バイ・ブロウ」と「ワイアード」の面白味やすご味を見出すともう、ジェフ・ベックは大変です。
彼が生み出すメロディーは、なぜかいつまでも新鮮なんですよねぇ。
ジェフ・ベック大好きですよ。
返信削除私も元ギター小僧ですが、ジェフ・ベックを感覚で上回る人は知りません。
この人はスケールも音楽理論もあまり知らないように言われていますが、どうなんでしょうかね?
彼のギターソロを聴いていると、たしかに感覚のみで弾いているようにも思えます。
それとこの人、ピック使わないんですね。
ほとんどの曲でもそうなんでしょうか?
やばい、勉強不足だ。
ピック使わないという文章をよく見ますよね。映像見ても、親指と一指し・中・薬指を軸に弾いていますよね。クラシックと全く違って、ちょうどカントリーでいうチキンピッキングのような感じでしょうか。
返信削除スケールや音楽理論を知らないというのも、結構的を得ているかも。ライブのインプロ的なものを聴くと、突飛なメロディーがたくさん生まれるのは、その証拠だと思います。
譜面や理論を知らないギタリストの最たる存在としてジョー・パスがいます。彼のアルバム「ヴァチューゾ」を聴くと、感覚の塊のようなジョー・パスを見ることができます。音楽的スタイルはかなり違えど、ジェフ・ベックもジョー・パスに通じるものを感じます。
そうは言っても、僕はジェフ・ベックの熱心なファンじゃありませんけど…。