2007年7月1日日曜日

ビースティー・ボーイズ

ラップとかヒップポップという音楽はどうも苦手です。
1986年にビースティー・ボーイズのアルバム「ライセンス・トゥ・イル」が大ヒット、ランDMCが♪ウオーク・ジス・ウエイが大ヒット、いずれもハードロックとラップの融合のような音楽だったので多少興味をもってチャレンジしたものの…ダメでした。

ビースティー・ボーイズはサンプリング・バンドとして捉えてその音楽を聴けば、結構楽しめるかもしれません。’86年の発売当初は、あまり興味をもって聴かなかったので気がつきませんでしたが、アルバム「ライセンス・トゥ・イル」も改めて聴きなおしてみると、あらゆる音楽が盛りもまれていて、その音源を発見するのもまたよろしいかと…。

画像Licensed to Ill (1986)

レッド・ツェッペリン、ブラック・サバス、スティービー・ワンダー、CCR、などの音源を捕捉しました。ほかにも色んな音源が隠されているようです。各自で探してください。
気に入った音源をコラージュして新たな音楽を作り出すのも面白いものだなぁと思うのですが、歌が必要なのかどうか疑問─英語をほとんどヒアリングできない自分にとって、むしろ邪魔─まぁ、彼らなりの主張があるのかもしれませんが…。
ビースティー・ボーイズは、チベット独立を支持して支援活動をしたり、ケンタッキー・フライド・チキンに対して反動物虐待を叫んだりと、社会的に対しての問題意識が高いようです。なんか焦点がずれているような気もするのですけど…。
ラップはもともと黒人社会での言葉のリズムから発生してきたということです。マルコムXやキング牧師の演説が、時としてメロディーを帯びているように聴こえることがないでしょうか。そういった政治的な演説なども、ラップには強く影響を与えているようです。英語をしっかりと身に付けなければ、本当にラップを堪能できないのかもしれません。

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