初めてキッスを聴いたのはアルバム「アサイラム」(1985)からでした。オリジナルメンバーのエース・フレーリー(g)とピーター・クリス(d)が抜け、代わりにブルース・キューリック(g)とエリック・カー(d)が加わり、トレードマークのメーキャップもしなくなっていた時期で、正直、全く魅力を感じませんでした。「アサライム」の評価も惨憺たるもので、故に過去の曲がどれだけ良かったかというノスタルジック的なキッスの紹介が数多くみられ、過去の栄光も知るに至りました。
過去のアルバムを振り返ると、そのジャケットは─
ジーン・シモンズ(Gene Simmons, bs)
ポール・スタンレー(Paul Stanley, g vo)
エース・フレーリー(Ace Frehley, g)
ピーター・クリス(Peter Criss, d)
��人の姿が必ずメインなっています。バンド内の結束は非常に固かったのではないでしょうか。
1980年にピーター・クリスは脱退し、翌年リリースされたアルバム「Music from "The Elder"」には誰の姿もありません。
♪デトロイト・ロック・シティー、♪ロックン・ロール・オール・ナイト、♪ラビン・ユー・ベイビー、♪ラブ・ガンなど、初期のキッスはかっこいい曲がたくさいありますが、かっこいいばかりではなく、♪ベスや♪ハード・ラック・ウーマンなどメロディアスな曲もあり、見た目同様に内容もかなり濃いです。個人的には♪ベス、♪ハード・ラック・ウーマンでのピーター・クリスのボーカル曲が非常に好きなので、クリスが抜けたキッスは大打撃だったのでは、と主観的にキッスを捉えています。
♪Hard Luck Woman / Kiss
自分からは聴かなかったけど、友だちにレコード借りて聴きましたよ。
返信削除レコード貸してくれた友だちとは別に、すごいKISSファンの子がいて、似顔絵描くのがすごく上手かった。
もう全然音信普通だけど、KISSというと、必ずその子を思い出します。
昔はエアロスミスと比較されたたような気がします。
地獄の何たら、というキャッチフレーズ?のわりには、KISSの方がポップな明るさがありましたね。
みずねこさん
返信削除キッスは~のわりには、という言葉がぴったりですよね。
見た目以上にしっかりした曲が多いと思うし、ステージ上で火を噴いていた野蛮なイメージのジーン・シモンズは、日本が好きで日本語も多少話すらしいです。あのメイクも歌舞伎からヒントを得たと言われていて、少し親近感を覚えるとはいえ、やっぱりちょっとギラギラし過ぎているのかな…ギラギラしているわりには、音楽はなかなかいい─ ∞