2007年7月21日土曜日

セッション IN 鈴木荘 vol.2

自由気ままに音を作ると、なぜか民族音楽的な響きを帯びてしまう。
民族音楽が発展して、民謡や、ブルースといった音楽が生まれ、それら音楽に含まれている格好悪さとか人間くささなどをどんどんそぎ落とし洗練させていくことによって、クラシック音楽やポピュラー音楽が成立したのではないかと、勝手に解釈しているのだが…。
洗練された音楽では物足りなくなり、民族的なもの、人間くささを積極的に取り入れて、さらに音楽は発展し、それがまた洗練されてまたさらに進化して…その繰り返しのように思っている。デジタル社会がどんどん進歩することによって、デジタルというものにどんどん人間くさいものが含まれていくように思う。



注)録音レベルが高いので
再生時のボリュームに注意してください。

【参考】 セッション IN 鈴木荘 vol.1


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4 件のコメント:

  1. 音楽はどこから発祥したのか、原始の人は気分の好い時に、鼻歌歌ったのか?
    人類が発生して1億年も経てば、音楽も多様化するはず。
    私は最近殆ど音楽を聴いていないんですよ。
    午後、裏の住宅の子ども達の遊ぶ声、電車の走行音、飛行機のエンジン音、竿竹屋のスピーカーの音、そんな雑多な音の組み合わせが好きです。
    元々突然の物音、悲鳴などが苦手で、ホラー映画なんかはそういう点で嫌いなんですが、身の回りの面白い音を拾うために、聴覚を研ぎ澄ませていたいと思うんですね。

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  2. なんとなくメルツバウが頭に浮かびますね。
    ノイズではないノイズというか・・、表現は難しいんですけど。
    こういった楽曲を作れることが、私にとっては、うらやましい限りです。
    私のやっていたバンドは、良くも悪くもJ-POPな感じでしたからねぇ。
    こういった実験的な楽曲を作ろうなんて、当時のメンバーに話していたら、きっと変人扱いにされてたでしょうね。
    多分そういった自由な音楽を作る環境がまわりになかったから、音楽をやることに興味がなくなっていったんでしょうけど。

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  3. シュリンパー2007年7月21日 5:59

    みずねこさん、こんばんは
    僕もノイズ音楽とはアバンギャルドな音楽って、正直好んで聴こうとは思わないんですけど、感覚を養ったり固定観念を壊わしたりする上では、そういった音楽は非常に重宝します。
    日常の物音って結構たくさん飛び交っているものなのですけど、自分たちはそれら全てを聴いているわけではなく、無意識のうちに取捨選択していて、ノイズ音楽を聴いているとそのことを実感できて感覚も研ぎ澄まされる…とある偉大なミュージシャンが申しておりました。
    世の中すべての音を楽しみたいものですよね。

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  4. シュリンパー2007年7月21日 6:06

    けんさん、こんばんは
    実験的というか遊戯というか…
    とにかく音を粘土のようにこねくり回したかったんですよね。
    まぁ、ポップスならポップス、クラシックならクラシックで、ひとつの世界をずーっと追究できるのならばそれが一番幸せかもしれません。
    僕みたいに(けんさんも?)道を1度踏み外してしまうと、つねに右往左往悩んでいる状態です。それが楽しみでもあるといえるのですけどね。

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