Talking Book (1972) Stevie Wonder |
ジェフ・ベックやレイ・パーカーJr.、デイビッド・サンボーンなども参加しているこのアルバムは、文句のつけようがないくらい素晴らしい。
モータウン社から自作のプロデュース権を与えられていたために、これほどまでにクロスオーバーで自由なアルバムを作り得たのであろう。
それにしても、スティービー・ワンダーは本当に盲目なのか?ピアノ・ドラム・ギターなど、あらゆる楽器を演奏できるというし、もしかしたら盲目のふりをしているのでは?…失礼だとは思いつつも、ついそう感じてしまう。作曲したものをどうやって周りの演奏者に伝えているのだろう。本人が演奏して見せるのだろうか、誰かに譜面に起こしてもらうのだろうか、全く想像もつかないが、♪迷信のようなあらゆる楽器が入り組んだ楽曲も、完ぺきな作品として成立している。彼は天才だとしか言いようがない。
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