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2007年7月4日水曜日

ANTHRAX

アンスラックスとは炭疽菌という意味なのだそうです。そんな危険な名前だとも知らずに、’80年代、メタリカ・メガデス・スレイヤーとともにスラッシュメタル四天王と称されたアンスラックスの音楽を楽しんでいました。
彼らの音楽は聴いているとなぜか笑ってしまうような、ほかとは少し違った面白みがあったのです。
♪I'm the manという曲は特に好きでした。この曲はヒップポップとメビーメタルの要素をベースに、様々なジャンルの要素や加工された音などを盛り込んでいて、いわゆるミクスチャーと呼ぶにふさわしい音楽だと思います。1987年に発売されたミニアルバムに収録されていて、曲の出だしの雄叫びがおかしくておかしくて、友人と何度も聴いて大笑いしたものです。今にして思えば、この曲はかなり斬新なもので、ラップメタルの先駆け的なものなのかもしれませんが、彼らは思いっきりふざけてこの曲を作っているように思います。そんな遊び心に惹かれてしまうのです。曲の後半にはメタリカの♪Master of Puppetsの一部をコラージュさせたりと、聴き所満載です。

ANTHRAX / I'm the man



画像I'm the man [EP]
ANTHRAX (1987)


アンスラックスの楽曲全てがミクスチャー的要素を持っているわけではなく、むしろ、やはりスラッシュメタルだと思う楽曲が多いです。しかし、リズムなどはファンクやヒップポップの影響を感じることがしばしばあり、彼らが存在したが故に、エクストリームとかレッチリといったミクスチャー系のメタルバンドが、世の中に受け入れられたのではないかと思っています。
偉大なるバンドであることは間違いないとは思いますが、そんな堅苦しくアンスラックスを捉えると間違いなく拒絶すると思われるので、聴いて笑い飛ばすぐらいの気持ちで楽しめば、また新たな世界が広がるのではないでしょうか。

ほかにお勧めのアルバムは「Attack of the Killer B's」
カバー曲とシングルのB面に収められた曲を集めた企画版です。
ここにアンスラックスの集大成がある─
─のですが、まぁ気楽に楽しんでください。

画像Attack of the Killer B's
ANTHRAX (1991)

2007年7月1日日曜日

ビースティー・ボーイズ

ラップとかヒップポップという音楽はどうも苦手です。
1986年にビースティー・ボーイズのアルバム「ライセンス・トゥ・イル」が大ヒット、ランDMCが♪ウオーク・ジス・ウエイが大ヒット、いずれもハードロックとラップの融合のような音楽だったので多少興味をもってチャレンジしたものの…ダメでした。

ビースティー・ボーイズはサンプリング・バンドとして捉えてその音楽を聴けば、結構楽しめるかもしれません。’86年の発売当初は、あまり興味をもって聴かなかったので気がつきませんでしたが、アルバム「ライセンス・トゥ・イル」も改めて聴きなおしてみると、あらゆる音楽が盛りもまれていて、その音源を発見するのもまたよろしいかと…。

画像Licensed to Ill (1986)

レッド・ツェッペリン、ブラック・サバス、スティービー・ワンダー、CCR、などの音源を捕捉しました。ほかにも色んな音源が隠されているようです。各自で探してください。
気に入った音源をコラージュして新たな音楽を作り出すのも面白いものだなぁと思うのですが、歌が必要なのかどうか疑問─英語をほとんどヒアリングできない自分にとって、むしろ邪魔─まぁ、彼らなりの主張があるのかもしれませんが…。
ビースティー・ボーイズは、チベット独立を支持して支援活動をしたり、ケンタッキー・フライド・チキンに対して反動物虐待を叫んだりと、社会的に対しての問題意識が高いようです。なんか焦点がずれているような気もするのですけど…。
ラップはもともと黒人社会での言葉のリズムから発生してきたということです。マルコムXやキング牧師の演説が、時としてメロディーを帯びているように聴こえることがないでしょうか。そういった政治的な演説なども、ラップには強く影響を与えているようです。英語をしっかりと身に付けなければ、本当にラップを堪能できないのかもしれません。