2007年2月21日水曜日

浜辺のアインシュタイン Einstein on the Beach

ミニマルミュージックを代表するフィリップ・グラス
オペラ「浜辺のアインシュタイン」(1976)で脚光を浴びる。

Einstein on the Beach
この一文だけで様々なイメージが浮かんでくる。



画像


その内容は非常にシンプル。まさにミニマル、ループのオンパレード。
しかし、僕が買った上のCD─4枚のディスクが入っていた。
シンプルなループがずーっと繰り返すような音楽だらけ。
非常に気持ちよくもあり、非常に忍耐も必要とする。

誇りまみれ・コーヒーまみれのCDラジカセでこのCDを聴いた時、音がとんでいるように聴こえて、ポンコツのラジカセの仕業なのか、巨匠の意図なのか区別できなかった。
そして、これほど長くてループばっかりだと、全く集中して聴くことができなかった。常に何かをしながら聴いていて、ふと気がつくと気持ちのいい音楽が流れている、そんな状態で「浜辺のアインシュタイン」を楽しんだ。
フィリップ・グラスが映画音楽へ傾倒していったことも、なんとなく理解できる。

このオペラは舞台など生で演奏されたことがあるのだろうか?
もし、すべて上演することがあればぜひ見たいものだが、恐らく、非常に過酷であるだろう。

2 件のコメント:

  1. ミニマルも、それほど聴いてないのですが、スティーヴ・ライヒくらいかな。
    「バイオリン・フェイズ」と言うのが好きです。
    数台のバイオリンが同じフレーズを微妙に速度を変えて繰り返しているだけなんだけど・・・
    汽車の音に聞こえたりします。
    「ピアノ・フェイズ」というのもあるようですが、同じようなものなのかな?

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  2. シュリンパー2007年2月22日 10:26

    「ピアノ・フェイズ」もメロディーは違いますが、やっていることは同じです。
    ライヒはあるひとつの技法を思いつくと、いろんな楽器で試す傾向にありますね。
    僕もミニマル音楽をたくさん聴いている訳ではありません。ひとつひとつ聴くと心地よい音楽なんですが、それにどっぷりはまるとかなりの苦痛です、正直…。

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