歴史的背景から、歌う・歌わないという議論が絶えませんが、僕はこの曲の歌詞とか内容とかという前にメロディーが全く好きになれません。なんでこのメロディーが国歌に使われ続けてきたのか理解できないのです。もっとよいメロディーを厳選したのであれば、歌詞の内容における論議もこんなにも深刻なものにならなっかた─、と思うのは、安易な考えなのでしょうか。
国歌の始まりはオランダ国歌♪ヴィルヘルムス・ファン・ナッソウエから
��9世紀のヨーロッパでは、ナショナリズムが台頭してしてくる中で、独立国家の象徴として国歌を採用するようになったそうです。
クラシック音楽の土壌であるヨーロッパ各国の国歌は、ナショナリズムを越えて、音楽鑑賞として楽しめるものが多い─、と思うのは、西洋音楽に慣らされてしまったということなのでしょうか。
カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー演奏 「ヨーロッパ国歌集」 |
ヨーロッパ国歌は大作曲家の作品を採用している国もあり、カラヤンとベルリンフィルが演奏すると一層素晴らしいものに聴こえてしまいます。
しかし─
偉大なるカラヤンは過去に、日本の♪君が代を“世界の国歌のうち最も荘厳なもの”と称えたという逸話があります。
さらに─
「君が代」は、1903年、ドイツで行われた世界国歌コンクールなるもので一等を受賞しているという事実がありました。
そんなにも♪君が代は素晴らしいものなのでしょうか。
小澤征爾 指揮 新日本フィルハーモニー演奏 |
こんばんは、けんです。
返信削除君が代のメロディーってなんだか不思議な感じですよね。
わらべ歌のような音階のようでもありますが、音楽理論に反してるような印象も受ける変なメロディー・・。
私もそんなに好きなメロディーではないんですが、カラヤンが賞賛するんだからきっと素晴らしいメロディーなんでしょうね。
こんばんは、けんさん
返信削除フランス印象派の画家たちが日本の浮世絵を気に入った感覚と同じで、カラヤンなどは「君が代」を欧米にはない真新しさを感じたのではないかと思います。
��0年以上も「君が代」を聴いていますが、ぜんぜん馴染めません。これってやっぱり、嫌いってことにしたほうがいいんじゃないかなと思っている次第です。