イギリスの「タイムアウト・ロンドン」という情報誌が、「映画史上の偉大な音楽映画ベスト50」というものを発表
今回は、11位~30位─
11 ラスト・ワルツ The Last Waltz
ザ・バンドの解散コンサートを記録したドキュメンタリー
(マーチン・スコセッシ Martin Scorsese, 1978)
12 ルード・ボーイ Rude Boy
英パンクバンド、クラッシュのドキュメンタリーと虚構を交えた映画
(ジャック・ハザン、デービッド・ミンゲイ Jack Hazan, David Mingay, 1980)
13 スコット・ウォーカー 30世紀の男 Scott Walker: 30 Century Man
(スティーブン・キヤク Stephen Kijak, 2006)
14 ウディ・ガスリー わが心のふるさと Bound for Glory
米フォークシンガー、ウディ・ガスリーの伝記映画
(ハル・アシュビー Hal Ashby, 1976)
15 ザ・メタルイヤーズ The Decline of Western Civilization Parts I & II
LAメタルの実情を追いかけたドキュメンタリー
(ペネロープ・スフィーリス Penelope Spheeris, 1981, 1988)
16 悪魔とダニエル・ジョンストン The Devil and Daniel Johnston
シンガソングライターでアーティストのダニエル・ジョンストンのドキュメンタリー
(ジェフ・フォイヤージーグ Jeff Feuerzeig, 2005)
17 スィート・ドリーム Sweet Dreams
米カントリー・シンガー、パッツィ・クラインの半生を描いたドラマ
(カレル・ライス Karel Reisz, 1982)
18 ジャズ・サヴァイヴァー Notes from a Jazz Survivorジャズサックス奏者、アート・ペッパーのドキュメンタリー
(ドン・マクグリン Don McGlynn, 1982)
19 エルガー ある作曲家の肖像 Elgar
英・作曲家、エルガーのドキュメンタリー
(ケン・ラッセル Ken Russell, 1962)
20 Rust Never Sleepsライブ録音された同名アルバムをフィルムバージョンとしてヤングがリリースしたもの
(ニール・ヤング Neil Young, 1979)
21 LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー The Future is Unwritten
クラッシュのジョー・スマトラーのドキュメンタリー
(ジュリアン・テンプル Julien Temple, 2006)
22 'DiG!'
ブライアン・ジョーンズタウン・マサカーとザ・ダンディ・ウォーホルズという2つのバンドを長年にわたって追いかけたドキュメンタリー
(オンディ・ティモナー Ondi Timoner, 2004)
23 メタリカ:真実の瞬間 Some Kind Of Monster
米ヘビーメタルバンド、メタリカのドキュメンタリー
(ジョー・バーリンジャー&ブルース・シノフスキー Joe Berlinger, Bruce Sinofsky, 2004)
24 ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! A Hard Day's Night
ビートルズの架空の一日をドキュメンタリータッチで描いたドラマ
(リチャード・レスター Richard Lester, 1964)
25 ジミ・ヘンドリクス Jimi Hendrix
ジミ・ヘンドリクスのドキュメンタリー
(ジョー・ボイド Joe Boyd, 1973)
26 シド・アンド・ナンシー Sid and Nancy
パンクバンド、セックス・ピストルズのベーシスト、シド・ビシャスの恋愛ドラマ
(アレックス・コックス Alex Cox, 1986)
27 ザ・シンガー Elvis
エルビス・プレスリーのドキュメンタリー
(ジョン・カーペンター John Carpenter, 1979)
28 カンザス・シティ・ジャズの侍たち The Last of the Blue Devils
モダン・ジャズ発祥の地、カンザス・シティーを舞台にしたジャズドキュメンタリー
(ブルース・リッカー Bruce Ricker, 1980)
29 ラフ・カット&レディ・ダブド Rough Cut & Ready Dubbed
��0年代後半の英パンク・ドキュメンタリー
(ハーサン・シャー、ダム・ショウ Hasan Shah & Dom Shaw, 1981)
30 アマデウス Amadeus
モーツァルトのドラマ
(ミロス・フォアマン Milos Forman, 1984)
本当に様々な音楽映画が存在するものです。
あらゆるジャンルのドキュメンタリーがずらりと並んでいるので、ひとつひとつ見ていくとかなり音楽というものを吸収できるのかもしれませんが、全てを見ると非常に疲れるでしょうねぇ─、体力的にも精神的にも…。
次回ラスト、31位~50位まで記載します。
『ラスト・ワルツ』と『ウッディー・ガスリーの伝記』は見ました。
返信削除映画音楽って 広くて 深いですね。
まりさん、こんばんは
返信削除音楽1曲だけを題材にしたテレビ番組があるくらいですから、音楽があるところに様々なドラマが秘められているんでしょうね。音楽を楽しむというのは、その背景にある見えないドラマも一緒に楽しむということなのかもしれません。