去年11月23日に発売された映画「斬る」のDVDを購入
久々に岡本喜八のユーモアと、仲代達矢の軽快な演技を堪能
斬る 114分 1968/06/22 監督: 岡本喜八 原案: 山本周五郎 脚本: 岡本喜八 村尾 昭 音楽: 佐藤 勝 殺陣: 久世 竜 出演: 仲代達矢、高橋悦史、中村敦夫、久保 明、久野征四郎、中丸忠雄、橋本 功、浜田 晃、地井武男、土屋嘉男、星 由里子、東野英治郎 |
この映画の音楽を担当しているのは佐藤 勝
佐藤 勝は黒澤 明の映画「用心棒」でも映画を担当、米アカデミー賞作曲賞にノミネートされている。
「用心棒」はマカロニウエスタンに大きな影響を与えていると言われているが、その佐藤 勝の音楽も例外ではないだろう。
「用心棒」では吹奏楽がメインの映画音楽作りとなっているが、マカロニウエスタンではそれにギターがプラスされて独特の世界観を作り上げている。
「斬る」ではギターが多用されていて、音楽だけを耳をすまして聴いていると、まるでウエスタン映画のようだ。
日本映画がイタリア映画に影響を与え、そしてまた、そのイタリア映画から影響を受けている。悪く言えばパクりパクられといったところだろうが、そうやっていくうちに新しくて素晴らしい作品が生まれていくのでしょう、現代は─。
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