2008年1月24日木曜日

それからのバレエ・リュス

映画「バレエ・リュス 踊る歓び、生きる喜び」
見てきました。

有名なディアギレフのバレエ・リュス
ディアギレフの死後、消え去ったような印象が強いのですが、それ以降もしばらく生き続けて、アメリカに渡ったことによりさらに輝きを増し、アメリカに渡ったが故に根絶してしまう─。
ディアギレフのバレエ・リュスが現代バレエを創り上げたとするならば、その後のバレエ・リュスは現代バレエを全世界に広めたと言っていいのでしょう。
いかにして世界にバレエが広まっていき、そしてその内側はどのようなものだったのか─、膨大な量のインタビューと貴重なバレエ映像により展開される、ドキュメンタリー映画でした。

あまりにもインタビューが多すぎるので、もっとじっくりバレエの映像を見せてほしいと思ったのですけれど、インタビューの内容が正直なものばかりで非常に面白くて、8割がインタビューの映像ばかりだったのにもかかわらず、不思議と飽きることなく最後まで見ることができました。

しかし、最も良かったと思えた部分は、エンディング10分ぐらいの音楽と映像だけでじっくりとバレエの魅力を映し出していた部分であり、やはりもっとバレエの映像があってもいいのではと思ってしまいました。バレエそのものを楽しみたいのなら、実際のバレエやその映像を見ればよいことなのですけれど…。

エンディングで流れていた音楽は、恐らくオリジナルのものだと思うのですけれど、そのサウンドトラックがリリースされていて、購入すべきかどうか悩んでおります。

画像Ballets Russes

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なぜ?どう見ても同じものなのですけれど…
��VDよりも高いんです。

英語版のDVDは2006年にリリースされていました。
しかも、YouTubeに…

まぁ、観客5人という非常にゆったりとしたスペースで見ることができたから、非常に満足していますが─。2月8日までらしいです。もうすぐ終わりますよー。

2 件のコメント:

  1. バレエ・リュス行かれたのですね。
    結局行きませんでした。
    バレエの場面が少なくても見応えある内容でしたか、なるほど。
    でもやはり、バレエはステージを見てこそ、ですねぇ・・・

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  2. シュリンパー2008年1月27日 6:20

    みずねこさんのおかげで知った映画です。
    ありがとうございました。
    見ていた観客5人。澁谷という街でものすごく静かな空間を楽しめた、ということが一番だったでしょうか。
    もちろん映画もそれなりに楽しめましたけど、一般的にバレエ・リュスはもはや存在しないとされている時代の話ですからねぇ。だからこそ面白いと捉えられますけど。

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