夏が始まったばかりなので、晩夏から初秋に鳴き出すツクツクボウシの声はまだ聴こえません。いまはミンミンゼミやアブラゼミが鳴いている時期でしょう。
ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクホウシなど、セミの名前はその鳴き声で決まっているようです。
ツクツクボウシとよくも名付けたものだなぁと、感心してしまいます。その鳴き声を、“ツクツクボウシ”とはなかなか擬音語化できないものです。
ツクツクボウシは、ジー…と鳴き始め、ツクツクボーシ…を繰り返し、最後に締めのフレーズを2、3回鳴いて、ジー…と鳴きやみます。締めのフレーズ、僕には“アディオス”と聴こえてなりません。子供のころから、絶対アディオスって言っているよ、などと思っています。ツクツクボウシは南米からやってきた虫なのではと、突飛な想像までしていたほどです。
何度聴いても─ ツクツクボウシの声 ─“アディオス”だなぁ…
♪Adios Nonino / Astor Piazzolla Quinteto
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