Floratone 「Floratone」 (2007) |
マット・チェンバレン(Matt Chamberlain) ドラムス
ビル・フリゼール(Bill Frisell) ギター
タッカー・マーチン(Tucker Martine) プロデュース
リー・タウンゼント(Lee Townsend) プロデュース
ゲスト参加
Viktor Krauss ベース
Ron Miles コルネット
Eyvind King バイオリン
Floratone という名前ではあるけれど、内容はまさにビル・フリゼールといった感じだ。
ジャム、インプロビゼーションというものを基調としているようなのだが、1つ1つの完成度は非常に高いように思う。これこそが、現段階での、ビル・フリゼールの集大成だといっても過言ではないだろう。ジャズ、ポップス、ロック、クラシック…あらゆる音楽的感覚を持っているビルならではの楽曲群であり、音が濃密に詰まっている。
インプロ魂、アバンギャルド魂というべきものをふんだんに持っていながらも、その奏でる音楽は非常に聴きやすいのがビル・フリゼールの一番の魅力だと思うのだが、このアルバムもその類に漏れない。
進化し続けるギタリスト、ビル・フリゼールからまだまだ目を離せない。
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