日本では北野 武「監督・ばんざい!賞」のことばかり話題になっているので、いいかげんもう飽き飽きしていて、映画祭自体煙たく思っていたのですが、コンペティションに出品されている作品を確認すると、「監督・ばんざい!賞」どころではありませんでした。
ケンネス・ブラナー
ブライアン・デ・パルマ
ピーター・グリーナウェイ
アン・リー
ケン・ローチ
エリック・ロメール
…など、名だたる監督の名前が連なっていました。
5月に開催されたカンヌ国際映画祭もものすごい顔ぶれでしたが、それに劣らない顔ぶれです。
カンヌではクリスチャン・ムンギウという無名のルーマニア人監督がパルムドール(最高賞)を受賞していたわけで、巨匠が揃ったからといって、必ずしも巨匠の映画が栄誉を勝ち取るものではありませんが…。
個人的には、なんといっても、ケン・ローチ監督に期待しています。
しかし、それ以上に期待してしまうのが
ボブ・ディランの半生をつづったという映画
トッド・ヘインズ監督
『アイム・ノット・ゼア/I'm not There』
これに大注目です。賞を取る取らないは別として(恐らく、取らないと思いますが…)、ぜひ見たい映画です。
♪Like A Rolling Stone
ディラノザウルスの伝記映画かぁ・・・日本でも上映されるかな。
返信削除でも、レイトショーだろうな・・・ちぇっ。
Judasと観客が野次ってる・・・たぶん、伝説のコンサートですね、これ。
ディランの動きはなんとなく、猫に似てます。
最後の映像は、マーチン・スコセッシ監督によるドキュメンタリー映画にも使用されています。というより、それ以前に超有名なものか。
返信削除ベネチアに出品されている映画は5人の俳優がディランを演じているとか。
最初の予告のディランはケイト・ブランシェットらしい。女性までディランを演じているなんて─。
俳優もかなり有名なので、大々的に上映されるのではないでしょうか。期待しましょう。