2007年9月6日木曜日

世界最古の国際映画祭

第64回ベネチア国際映画祭が開幕しています。
日本では北野 武「監督・ばんざい!賞」のことばかり話題になっているので、いいかげんもう飽き飽きしていて、映画祭自体煙たく思っていたのですが、コンペティションに出品されている作品を確認すると、「監督・ばんざい!賞」どころではありませんでした。

ケンネス・ブラナー
ブライアン・デ・パルマ
ピーター・グリーナウェイ
アン・リー
ケン・ローチ
エリック・ロメール
…など、名だたる監督の名前が連なっていました。

5月に開催されたカンヌ国際映画祭もものすごい顔ぶれでしたが、それに劣らない顔ぶれです。
カンヌではクリスチャン・ムンギウという無名のルーマニア人監督がパルムドール(最高賞)を受賞していたわけで、巨匠が揃ったからといって、必ずしも巨匠の映画が栄誉を勝ち取るものではありませんが…。

個人的には、なんといっても、ケン・ローチ監督に期待しています。

しかし、それ以上に期待してしまうのが
ボブ・ディランの半生をつづったという映画

トッド・ヘインズ監督
『アイム・ノット・ゼア/I'm not There』


これに大注目です。賞を取る取らないは別として(恐らく、取らないと思いますが…)、ぜひ見たい映画です。

第64回ベネチア国際映画祭
コンペティション参加作品 詳細
��シネマトゥデイより)


jango:I'm not There





♪Like A Rolling Stone

2 件のコメント:

  1. ディラノザウルスの伝記映画かぁ・・・日本でも上映されるかな。
    でも、レイトショーだろうな・・・ちぇっ。
    Judasと観客が野次ってる・・・たぶん、伝説のコンサートですね、これ。
    ディランの動きはなんとなく、猫に似てます。

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  2. シュリンパー2007年9月7日 10:48

    最後の映像は、マーチン・スコセッシ監督によるドキュメンタリー映画にも使用されています。というより、それ以前に超有名なものか。
    ベネチアに出品されている映画は5人の俳優がディランを演じているとか。
    最初の予告のディランはケイト・ブランシェットらしい。女性までディランを演じているなんて─。
    俳優もかなり有名なので、大々的に上映されるのではないでしょうか。期待しましょう。

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