Songs from the Sparkle Lounge
��度の大きな不幸を克服しながら、いまだ頑張っています。
自分が最初にデフ・レパードに出会ったのが
��rdアルバム「炎のターゲット」
Pyromania |
��982年にリリース、当時、あの「スリラー」とともに売れに売れたアルバムです。デフ・レパードは、ヘビーメタルを代表するバンドとしてカテゴライズされることが多いですが、実際の音楽はロックとか、ポップスのようにさえ聴こえると個人的には思っています。メロディーはかなり個性的で、なぜか惹かれてしまいます。よく聴いたなー。
このアルバムで頂点を極めた彼らでしたが、突然、1つ目の悲劇が彼らを襲うのです。ドラムのリック・アレンが交通事故で片腕を失ってしまったのです。メンバーチャンジということも当然考えたことでしょうが、彼らが選んだ道は、特殊なドラムを使用してリックが片腕で演奏するということでした。1984年の事故当時、新作アルバムの制作は開始されていたのですが、事故もあって、その4thアルバム「ヒステリア」が完成したのは1987年のことでした。
Hysteria |
頂点を極めた感があった「炎のターゲット」よりもさらに売れたアルバムです。もともと、ゆっくりとしたテンポの曲が多かっただけに、特殊なドラムを使用していることなど全く分からず、前作と比較してもそのドラミングの変化など少しも感じることはありません。彼らの個性的な音楽を思う存分堪能でき、しかも、これが片腕でドラミングされているのかと思うとウルウルくるのでした。ドラムが大活躍する♪ロケット なんてステキだなー。
幸せ絶頂(?)の彼らでしたが、またしても悲劇が…2つ目の悲劇が彼らを襲いました。ギターのスティーブ・クラークが急死してしまうのです。またしても新作制作中の悲劇。このときばかりは、バンドの存続も不安視されたようですが、それを乗り越えて5rdアルバム「アドレナライズ」
Adrenalize |
♪ヘヴン・イズなどのヒット曲とともに、このアルバムを大成功。完全にポップス色に染まってしまったようなこのアルバムは、あまり聴きいていません。そしてそれ以降のアルバムの聴かなくなってしまいました。
不幸なことと引き替えに、皮肉にも、成功を勝ち取っていったデフ・レパード。現在は、ホワイトスネイクなどで活躍したギタリスト、ヴィヴィアン・キャンベルをメンバーに加えて、大きな不幸もなく、バンド活動継続中。不幸がなければ成功がないのだろうか、「アドレナライズ」以降、目立った成功はないようです。大きな成功はないとはいえ、大きな不幸がないというこの現状、デフ・レパードにとって最高に幸せな時なのだといえるのかもしれません。
久々にデフ・レパードでも聴いてみようか─
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