アメリカン・ギャングスター
リドリー・スコット監督
デンゼル・ワシントン
ラッセル・クロウ─
ビッグネームが並んでいて
アカデミー賞にもノミネートされています。
個人的には映画の内容はそれほど興味がありませんが、非常に気になるのは、CMなどバックで流れている音楽─明らかに♪ハート・オブ・シティーだと思うのです。
サウンドトラックを確認してみました。
American Gangster |
しかし、“ハート・オブ・シティー"または“Ain't No Love in the Heart of the City"という文字は見あたらず…
どうやら、プロモーションの音楽はJay-Zが歌っているもので、あくまでプロモーション用だということです。Jay-Zが2001年に発売したアルバム「ブループリント」というアルバムに収録されています。
The Blueprint |
またJay-Zは映画「アメリカン・ギャングスター」に触発され、同名のアルバムも作っています。
American Gangster |
ところでJay-Zってなんて読むんですかねぇー。
知らずにここまで話を展開していたのが大変恐縮ですが、もっと悪いことに、彼の音楽を全く知りませんでした。ラップ自体ほとんど聴きませんからね。
��ay-Z → じぇい・じー
と読むそうです。自分も含め時代に置いてきぼりにされている人、よく覚えておきましょう。
さて─
♪Ain't No Love in the Heart of the City のお話です。
僕はこの曲はホワイト・スネイクのオリジナルだと思っていましたが、それは大きな間違いで、ボビー・ブルー・ブランドというR&B/ブルース・シンガーが1974年に発表したものがオリジナルだと、初めて知りました。
Dreamer |
"Ain't No Love In the Heart of the City" by Bobby Blue Bland
映画「アメリカン・ギャングスター」のサウンドトラックには
♪Ain't No Love In the Heart of the City が含まれていませんが
ファンク、ソウル、ブルースといったヒップポップの名曲が含まれているようなので、音楽だけでも楽しむことができるかもしれません。
映画内容も良いのでしょうけれど─。
0 件のコメント:
コメントを投稿