2008年2月2日土曜日

Ain't No Love in the Heart of the City

きょうから公開されている映画
アメリカン・ギャングスター
リドリー・スコット監督
デンゼル・ワシントン
ラッセル・クロウ─
ビッグネームが並んでいて
アカデミー賞にもノミネートされています。
個人的には映画の内容はそれほど興味がありませんが、非常に気になるのは、CMなどバックで流れている音楽─明らかに♪ハート・オブ・シティーだと思うのです。
サウンドトラックを確認してみました。

画像American Gangster

しかし、“ハート・オブ・シティー"または“Ain't No Love in the Heart of the City"という文字は見あたらず…
どうやら、プロモーションの音楽はJay-Zが歌っているもので、あくまでプロモーション用だということです。Jay-Zが2001年に発売したアルバム「ブループリント」というアルバムに収録されています。

画像The Blueprint

またJay-Zは映画「アメリカン・ギャングスター」に触発され、同名のアルバムも作っています。

画像American Gangster


ところでJay-Zってなんて読むんですかねぇー。
知らずにここまで話を展開していたのが大変恐縮ですが、もっと悪いことに、彼の音楽を全く知りませんでした。ラップ自体ほとんど聴きませんからね。

��ay-Z → じぇい・じー 

と読むそうです。自分も含め時代に置いてきぼりにされている人、よく覚えておきましょう。

さて─
♪Ain't No Love in the Heart of the City のお話です。
僕はこの曲はホワイト・スネイクのオリジナルだと思っていましたが、それは大きな間違いで、ボビー・ブルー・ブランドというR&B/ブルース・シンガーが1974年に発表したものがオリジナルだと、初めて知りました。

画像Dreamer

"Ain't No Love In the Heart of the City" by Bobby Blue Bland


映画「アメリカン・ギャングスター」のサウンドトラックには
♪Ain't No Love In the Heart of the City が含まれていませんが
ファンク、ソウル、ブルースといったヒップポップの名曲が含まれているようなので、音楽だけでも楽しむことができるかもしれません。
映画内容も良いのでしょうけれど─。

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