2010年12月9日木曜日

ジョン・レノンの日

ジョン・レノンの日をつくるとするなら、どうしても12月8日になってしまう。殺害された縁起でもない日であり、せめて生れた10月9日を指定するべきだと思うのだが10月9日はすぐに忘れて、12月8日は決して忘れることができないのだから仕方がない。

とはいえ、自分がビートルズやジョン・レノンの音楽を聴くようになったときには、すでにジョンはこの世にいなかった。凶弾に倒れたその日、鼻たらしのガキんちょとはいえしかっリとした自我は持っていたはず。しかし、悲しきニュースがあったかどうかの記憶もない。だから当然、わずかながら重なった命ある時代のことも知る由もない。そのことが、一層悔しさというか愚かしさというか、どうにもやるせない負の気持ちを増大させる。それでも、ジョンとともに生きてきた人の気持ちを考えたら、自分が感じる負の気持ちなどはとるに足らないものなのだろうが…。

 

ダコタ・ハウス

 

二ール・ヤングと♪イマジンが妙に合う

 

 

♪イマジンの映像はこれ以外に考えられない

 


2010年11月24日水曜日

ロイヤル・コンセルトヘボウ@サントリーホール

 

<富士電機スーパーコンサート>
マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

場所 サントリーホール(大ホール)  
曲目 マーラー:交響曲第3番 ニ長調  
出演 アンナ・ラーソン(A)  
合唱

新国立劇場合唱団

TOKYO FM少年合唱団

 
開演 2010年11月22日(月)午後7時  
料金

S29,000 A24,000 B19,000 C14,000 D9,000

Pt34,000 (6月20日一般発売)

 

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きのう体感した余韻に浸るべく、9月に録画したヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウのマーラー第三番を観賞している。やはり素晴らしい演奏だったと再確認しつつも、本当の迫力はやはりホールへ行かないとわからないものだと実感した。放送された9月にその演奏を見た際、それほどの感動がなく、それがこの公演への一抹の不安だったが、無用のものであった。

響いてくる音の振動や、調和がまるで違う。これまで経験したことがない空気感、これが世界最高といわれる所以なのか。

あまりに素晴らしい演奏だったので、あれこれ記述するのが面倒だし、失礼のように思ってしまう。すごい、の一言でもう終わりたいところではあるが、とりあえず記録として残しておくとしよう。

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S席2万9000円、2階RC6列9番、向って右側からステージを見おろす位置。コントラバスが見えないが、まずまずの所。しかし、ここが3万近くとは、少々お高くはないか。演奏が始まると、その値段も納得したが…。

少し高い位置、しかも列に3人という場所だったためなのだろう、音がなにものにも妨げられることなく、直に響いてくる感じがした。今回のこの感動は、卓越した演奏技術を十二分に感じることができるこのロケーションにも要因があったのだろう。本当にチケットを得られたことが幸運だった

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長大な第1楽章が終わった時点で、ひとつの公演が終わったような満足感。ソロやコラボレーションの旋律が目まぐるしく移り変わっていき、展開も複雑、それでいてみごとな調和。楽団員すべての演奏技術が卓越しているのがよく分かる。そしてそれらをコントロールしているヤンソンス。まるでPAを操作しているがごとく、音を自在に構築していく。彼のRCOもまた長期にわたるだろうと確信をした。

これら最強の軍団の中で、合唱を担当する新国立劇場合唱団とTOKYO FM少年合唱団は大丈夫だろうかと、代表を見守る気持ちで聴いていたが、無事に大役をこなしていた。

最終楽章、そのメロディーがこの公演が終わってしまう切なさを助長する。これは、ものすごい演奏を見てしまったと曲の盛り上がりと比例してこちらの気持ちも盛り上がる。

マーラーが実際に客演したとか、百何十年の歴史があるとか、決してそういうもので評価されているわけではなく、今この演奏があってこその評価なのだと納得した。

ヤンソンスが、どうだ!と言わんばかりに指揮棒を振り上げた瞬間、彼らが演奏した時間だけ、力いっぱいに拍手を送りたい気持ちでアプローズ。会場の拍手の音も明らかに大きかったように思う。4度ほどのカーテンコールがあったろうか、楽団がステージを後にしても拍手はやまず、誰もいないステージにあらためて1人ステージに現れたヤンソンスにさらなる拍手喝采。

どうかまたみんなで日本に来てください。

自分もいずれアムステルダムへ─

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2010年11月14日日曜日

Bill Frisell @ COTTON CLUB

最近、ビル・フリゼールのオフィシャルHPで「Films of Buster Keaton Music By Bill Frisell」を購入。かなり前から望んでいた、「 The High Sign/One Week: Music For The Films Of Buster Keatonと「Go West: Music for Films of Buster Keatonのアルバムとバスター・キートンの映像が融合したDVD。すでに自ら、ビル・フリゼールの音とキートンの映像をミックスさせて、あくまで個人観賞用としてビデオを作成済みであったために、切望していたDVDだったとはいえ、それほどの感動は得られず。しかしながら、そのサイトで、ビル・フリゼールの日本公演という、新たな情報を入手できたことは幸運だった。

そして11月13日(土)、ビル・フリゼール、ロン・カーター&ジョーイ・バロンというトリオのコットン・クラブでの公演チケットを入手した。かなりの高値だったが、場所とネームバリューから致し方あるまい。ビル・フリゼール、カーミット・ドリスコル、ジョーイ・バロンというトリオだったらいくらでもという気持ちにもなったのだが…、なんとも巨人ロン・カーターに失礼な思いなのだが、この公演のトリオというのは過去にアルバムも出していなければライブ自体も初だろう、だとすると一体何を演奏するのか皆目見当がつかない。だから楽しみだという見方もあるが─。まぁ、最高のトリオであることは間違いないのだから、雑念を捨て、来年1月下旬を待ち望もう。

とはいえ、演奏内容は気になるところ。いくら未知の世界を楽しもうという気構えでも、その演奏にどうしても思いを馳せてしまう。ビル・フリゼールとジョーイ・バロンは、過去に素晴らしい作品を数多く残しているので、それを軸にあれこれ夢想したいところではあるのだが、そこに生粋のジャズマンであるロン・カーターが加わって、果たしてどうなるのか。ビル・フリゼールとロン・カーターは、モール・モルティアンと組んで、2006年にトリオのアルバムをリリースしている。

Bill Frisell Ron Carter Paul Motian

これを聴く限り、やはりスマートなジャズになるのだろうと思ってしまう。

ビル・フリゼールは、2001年発表のアルバム「Blues Dream 」の中で「ロン・カーター」という曲を収録している。それだけ、ロン・カーターに対して敬意をもっているということなのだろうか。

Blues Dream

このアルバムではロン・カーターの演奏はない。そして、かなり自由奔放は演奏が展開されている。最初に挙げたアルバムよりも、こちらの方が個人的には好みなのだが、コットン・クラブではやはり前者である可能性が高い。あくまで予想─。

コットン・クラブでの公演では、一日2セットを5日間連続でこなすという、かなりのハードスケジュール。それだけに一番最初の公演を選択してしまった。しかし、これだけ多くの公演ならば、急いで買わずとももう少し吟味してからにしてからでも遅くなかった気がする。

 

BILL FRISELL, RON CARTER & JOEY BARON @ COTTON CLUB

 

日程 1st 2nd
1/26(水) 開場:17:30/開演:19:00 開場:20:30/開演:21:30
1/27(木) 開場:17:30/開演:19:00 開場:20:30/開演:21:30
1/28(金) 開場:17:30/開演:19:00 開場:20:30/開演:21:30
1/29(土) 開場:17:30/開演:19:00 開場:20:30/開演:21:30
1/30(日) 開場:16:00/開演:17:00 開場:18:30/開演:20:00

 

料金  
■自由席/ テーブル席 : ¥8,400
■指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥10,500
  BOX B (2名席) : お1人様¥10,000
  BOX S (2名席) : お1人様¥10,000
  SEAT C (2名席) : お1人様 \ 9,500

2010年11月11日木曜日

流れ星

 初冬の早朝、東京の南の空にはオリオン座がはっきりと見える。そのオリオン座に向かうようにランニングしていると、みごとな流星が1つ流れた。これほどの流れ星を見たのは、十数年前に某公園で友人らと寝転びながら流星雨を観賞して以来だろう。
 あの時は寒かった。たしか時季も同じころだったと思うが、なんという流星だったかどうしても思い出せない。雨のように降ると言われていた割に、それほどでもなかったことに失望した記憶だけが蘇ってくる。とはいえ、あの時の流星はバリバリと音を立てて流れていくほどものすごいものだった。それほどでもないにしても、ほかの星の輝きに負けないくらいの明るさで流れてゆく星に感動しつつ、願い事を唱え忘れて悔しい思い…あの瞬間に何か願うことなど、果たしてできるのだろうか…。
 そういえば10月下旬、オリオン座流星群がピークだと言われていた。今日見たのはその名残だったのかもしれない。あす以降も空を眺めながら走るに限る。そして、心の底から願をかけてやる。

 昨日のランニングで、ウォークマンから流れてきた最後の曲は、バンゲリスの「ERIC’S THEME」だった。バンゲリスの音楽は、大概星空に合うような気がする。
 今日のラストを飾った曲はメタリカの「CREEPING DEATH」だった。欲を言えば「ORION」だったらなー、…そんなうまいこといかないか。



 やはり、クリフ・バートンが実際に弾いている「ORION」は皆無か…




2010年10月14日木曜日

Mahler The Symphonies Leonard Bernstein

 衛星放送で3週連続バーンスタイン企画が放送されていた。没後20年を記念してとのこと。第1回を少しだけ見たが、やはり「ウエスト・サイド・ストーリー」関連の演奏が中心。当然だろうなと、諦めの気持ちでテレビを消して、PCの音楽へと向かった。
 聴いたものはバーンスタイン指揮のマーラーの交響曲集。マーラー生誕150周年記念として、グラモフォンから廉価版として発売されたもの。未完含め10のシンフォニーが内包されて5000円を切るものだったので、衝動的に買ってしまった。
Mahler/The Symphonies/Leonard Bernstein
画像


・交響曲第1番ニ長調『巨人』(録音時期:1987年)
 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

・交響曲第2番ハ短調『復活』(録音時期:1987年)
 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
 バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
 ウェストミンスター合唱団
 ニューヨーク・フィルハーモニック

・交響曲第3番ニ短調(録音時期:1987年)
 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
 ブルックリン少年合唱団
 ニューヨーク・コラール・アーティスツ
 ニューヨーク・フィルハーモニック

・交響曲第4番ト長調(録音時期:1987年)
 ヘルムート・ヴィテク(ボーイ・ソプラノ)
 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

・交響曲第5番嬰ハ短調(録音時期:1987年)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

・交響曲第6番イ短調『悲劇的』(録音時期:1988年)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

・交響曲第7番ホ短調『夜の歌』(録音時期:1985年)
 ニューヨーク・フィルハーモニック

・交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』(録音時期:1975年)
 マーガレット・プライス、ジュディス・ブレゲン、ゲルティ・ツィオマー(ソプラノ)、
 トゥルデリーゼ・シュミット、アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)、
 ケネス・リーゲル(テノール)
 ヘルマン・プライ(バリトン)
 ジョゼ・ヴァン・ダム(バス)
 ウィーン少年合唱団
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン楽友協会合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

・交響曲第9番ニ長調(録音時期:1985年)
 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

・交響曲第10番嬰ヘ短調~アダージョ(録音時期:1974年)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 レナード・バーンスタイン(指揮)

 ライヴ録音


 ほとんどがバーンスタイン晩年の録音。故に音質も演奏も非常に見事なもので、久々にお得な買い物をしたと実感できた。11枚のCDに、かなり大雑把に収録されているが、PCに入れてしまえば問題ない。
 超有名なこれ↓↓の歌曲と「大地の歌」を抜いた全集だった!

 これ↑↑は2万以上だから・・・

 そう、だから、安くても中身はものすごいものだったという訳なんです。
 あー買ってよかった。

Guitar's Practicing Musicians, Vol. 2

 
Guitar's Practicing Musicians, Vol. 2
画像


1.  WHITE NOISE / MARC BONILLA
2.  TOO MUCH OF A GOOD THING(WHERE'S THE HOOK) / NUNO BETTENCOURT
3.  GALAXY 500 / BRAD GILLIS
4.  SMELL YOURSELF / STEVE LUKATHER
5.  L.A. A LA MODE / BILLY SHEEHAN
6.  EILEEN / ED KING
7.  NEVER LOOK BACK(DEMO) / BLUES SARACENO
8.  PICTURE THIS / STEVE MORSE
9.  THE HOWLING / MARK WOOD
10.  ZEPTUNE / BRUCE KULICK
11.  FUNKCAUTION / STEVE STEVENS
12.  A MINOR DISTURBANCE / RANDY COVEN
13.  MEET ME IN THE MORNING / JASON BECKER
14.  AT FATE'S FINGERS / FATES WARNING
15.  McCARTHY AT THE LEVEE / REEVES GABRELS
16.  CIFFS OF DOVER(LIVE) / ERIC JOHNSON


 久々にこのオムニバスを聴いている。リリース年を確認すると1991年。もう20年近くにもなるのか─。当時はかなり聴き込んだものだ。
 収録されているものの中で、最後の♪CIFFS OF DOVERが圧倒的に気に入っている曲であるが、すべての曲がかなりの粒ぞろい。ヌーノ・ベッテンコートのプレイには何か今までにない新鮮な響きを感じたものだし、ブラッド・ギルスはやっぱアームなのかと聴きながら笑みを浮かべ、スティーブ・ルカサーはやっぱTOTOで聴くべきだなと─、ビリー・シーンはベースなのになんで入っているのか!?しかも全くこの曲良くないぞ!と思ったもの。スティーブ・モーズのこのプレイを聴いて、ソロアルバムを購入(あんま良くなかったけど…)。マーク・ウッドのヘビーなバイオリンも悪くないし、ジャクソン・ベッカーのボブ・ディランは泣ける。
 このシリーズのVol.1も結構聴いたものだが、Vol.3は結局買わなかった。内容は素晴らしいが、何度か聴いているうちに飽きてしまうのが難点。結局、シリーズはVol.3で終わっているようだし、皆同じような思いだったのかな。

2010年10月10日日曜日

ERIC JOHNSON live from austin tx

 久々に音楽ソフト販売大手の店舗内を探索したところ、間髪入れずにCDを即買いしてしまった。
Eric Johnson/Live From Austin Tx (Digi)


 見覚えのある衣装をまとったエリック・ジョンソン…。もしや、あの音源が含まれているのでは…、大きな期待で曲目を確認すると、やはり入ってました、この曲が─

Cliffs of Dover


 この音源を最初に聴いたのは「Guitar's Practicing Musicians, Vol. 2」というオムニバスアルバム。これを聴いてエリック・ジョンソンにはまった。
 彼のオリジナルアルバム「未来への扉」に♪Cliffs of Doverのスタジオ収録オリジナル版がが収録されているが、個人的にはこのライブ音源こそが最高の♪Cliffs of Doverだと思っている。故に衝動買いとなったわけだ。
 どうやらこの映像は、アメリカの音楽番組「Austin City Limits」での演奏らしい。DVDも販売されている。CD買ったんだし、その音もかなり良質なものだったし、DVDはいいかなぁと思うものの・・・んー、悩ましい。。