最近、ビル・フリゼールのオフィシャルHPで「Films of Buster Keaton Music By Bill Frisell」を購入。かなり前から望んでいた、「 The High Sign/One Week: Music For The Films Of Buster Keaton」と「Go West: Music for Films of Buster Keaton」のアルバムとバスター・キートンの映像が融合したDVD。すでに自ら、ビル・フリゼールの音とキートンの映像をミックスさせて、あくまで個人観賞用としてビデオを作成済みであったために、切望していたDVDだったとはいえ、それほどの感動は得られず。しかしながら、そのサイトで、ビル・フリゼールの日本公演という、新たな情報を入手できたことは幸運だった。
そして11月13日(土)、ビル・フリゼール、ロン・カーター&ジョーイ・バロンというトリオのコットン・クラブでの公演チケットを入手した。かなりの高値だったが、場所とネームバリューから致し方あるまい。ビル・フリゼール、カーミット・ドリスコル、ジョーイ・バロンというトリオだったらいくらでもという気持ちにもなったのだが…、なんとも巨人ロン・カーターに失礼な思いなのだが、この公演のトリオというのは過去にアルバムも出していなければライブ自体も初だろう、だとすると一体何を演奏するのか皆目見当がつかない。だから楽しみだという見方もあるが─。まぁ、最高のトリオであることは間違いないのだから、雑念を捨て、来年1月下旬を待ち望もう。
とはいえ、演奏内容は気になるところ。いくら未知の世界を楽しもうという気構えでも、その演奏にどうしても思いを馳せてしまう。ビル・フリゼールとジョーイ・バロンは、過去に素晴らしい作品を数多く残しているので、それを軸にあれこれ夢想したいところではあるのだが、そこに生粋のジャズマンであるロン・カーターが加わって、果たしてどうなるのか。ビル・フリゼールとロン・カーターは、モール・モルティアンと組んで、2006年にトリオのアルバムをリリースしている。
Bill Frisell Ron Carter Paul Motian
これを聴く限り、やはりスマートなジャズになるのだろうと思ってしまう。
ビル・フリゼールは、2001年発表のアルバム「Blues Dream 」の中で「ロン・カーター」という曲を収録している。それだけ、ロン・カーターに対して敬意をもっているということなのだろうか。
このアルバムではロン・カーターの演奏はない。そして、かなり自由奔放は演奏が展開されている。最初に挙げたアルバムよりも、こちらの方が個人的には好みなのだが、コットン・クラブではやはり前者である可能性が高い。あくまで予想─。
コットン・クラブでの公演では、一日2セットを5日間連続でこなすという、かなりのハードスケジュール。それだけに一番最初の公演を選択してしまった。しかし、これだけ多くの公演ならば、急いで買わずとももう少し吟味してからにしてからでも遅くなかった気がする。
BILL FRISELL, RON CARTER & JOEY BARON @ COTTON CLUB
日程 | 1st | 2nd |
1/26(水) | 開場:17:30/開演:19:00 | 開場:20:30/開演:21:30 |
1/27(木) | 開場:17:30/開演:19:00 | 開場:20:30/開演:21:30 |
1/28(金) | 開場:17:30/開演:19:00 | 開場:20:30/開演:21:30 |
1/29(土) | 開場:17:30/開演:19:00 | 開場:20:30/開演:21:30 |
1/30(日) | 開場:16:00/開演:17:00 | 開場:18:30/開演:20:00 |
料金 | |
■自由席/ | テーブル席 : ¥8,400 |
■指定席/ | BOX A (4名席) : お1人様¥10,500 |
BOX B (2名席) : お1人様¥10,000 | |
BOX S (2名席) : お1人様¥10,000 | |
SEAT C (2名席) : お1人様 \ 9,500 |
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